カフェ。
この言葉を聞いて、次に連想する地名は何だろうか。
イタリア、表参道、サンフランシスコのPier39・・・まぁとにかく『オシャレな場所』が連想される事は想像に難くない。
我がルーツである長野県伊那市に、2年程前にスタバが出来たのだが、まぁ何と言うか似合わない。似つかわしくない。
どう表現すれば良いんだろう、そこで悩むが、当方の中では伊那=牧場なので、
牧場で牛のウンコ処理⇒終わったらスタバでコーヒータイム
なんて事は、あまりに飛躍したステップで現実離れしていて、全く頭に入って来ない。
伊那市全部がオシャレじゃない、と言うワケではないが、世間一般が考える『カフェの似合う街』でない事は間違いない。ちなみに、牧場長の葬式で一時帰国した時、ソッコーでこの伊那のスタバに行ったが、実に悪くなかった。何なら、長野のご当地マグまで買ってしまった。
なお、当方の老後の夢は、伊那市と南アルプスが見渡せる高台にカフェを開く事である。みんな来てね。
話が逸れたが、その『カフェの似合う街』にインドの街はなかなか入って来ないだろう。だって汚い所多すぎるもんね!!!
なかなか『優雅なカフェタイム』のイメージが湧きにくいインドではあるが、カフェ自体はたくさんある。伊那市にスタバがあるのと同様、インドにだってシャレたカフェはたくさんあるので、これからインドに赴任される方は心の底から安心して頂ければと思う。
さて、そんな感じで長々と前置きをしてから本題。
先日、グルガオンのウェスティンホテルで接待があったので、会食までの時間、カフェで真面目に仕事をしているフリをしていた。こう言った類の『ヤラせ』は相当上手いと自負している。
当方は、バカのアレ覚えの様に、カフェに行くとほぼ毎回カプチーノをオーダーする。
この日もカプチーノをオーダーしたら、結構かわいいラテアート的なのを施して来たのでパチリ。
さすがウェスティン。シャレてるな〜と普通に感心していた。
だからこそ写真を撮ったのだが、これはiPhoneの普通モードで撮影したモノ。写真撮影後に、最近のiPhoneには『ポートレート』なんぞと言うシャレた機能がついている事を思い出した。
ポートレートを使うと、こんな感じに背景をボカしてくれる。一眼レフもビックリの性能だ。
なので、それを使って後ろの豆苗みたいなのをボカしてみよう、と思ったのだ。
えい。
・・・・
・・・
・・
・
せっかくのかわいいハートマークが見事に駆逐されてしまった。
上手くいかないモンだなぁ、とか思いながらチェンナイに帰ってマダム(嫁)に見せたら
なにこれ、石膏飲んだの?
と言われ、非常に深い気持ちになった。
当方が飲んだのは石膏だったのだろうか。
結局何が言いたかったかと言うと、
良く考えたらグルガオンはインドだった街でもうインドではないので、冒頭の『インドはオシャレなカフェと言うパワーワードには似合わない』と言うロジックからは除外されるんだった
これである。
ちなみにあのカプチーノで380INR+Taxなので、一杯700円くらい。たっけー!!
~今日の教訓~
インスタ映えを意識しよう!
違うかー