航空輸送における危険物の基準が良くわからない件

他の会社の制度がどうなのかは良くわからない状態で、勝手に自社の制度を書くと魔女狩りに遭いそうな世の中ではあるが、大した話ではないので一点突破。

ずばり、雑誌購読制度について。

雑誌購読制度とは、海外生活を送っていて日本が恋しくなるであろう駐在員に対して、

一人一冊会社のお金で雑誌を届けてあげるよん♡

と言うなかなかハートフルな制度だ。

クソ真面目な当方は、雑誌じゃないけどこの制度で日経新聞を購読しており、ここぞとばかりに真面目アピールをするのだが、実は日経を購読するのは久しぶりだったりする。

結婚した2009年から名古屋に行く2011年までは日経をかろうじて自腹購読していたが、名古屋では大好きなドラゴンズのチケットが欲しいが為に中日新聞に切り替え、東京に帰って来てからはずっと産經新聞をiPadでタダで読んでいたのだ。

日経なんて自分の金で読むもんじゃないの?ビジネスマンとして終わってるね。

と言う様なFBを頂きそうな気がしないでもないがまぁ良いのだ。

ちなみに、産經新聞は、無料購読可能(今は有料化しちゃった)と言う大きなベネフィットの他に、これでもかと言わんばかりに中国・韓国・北朝鮮・ロシアへの毛嫌い姿勢を貫いているその姿勢が面白くて読んでいた。有料化がホントに残念。

話がズレたが、当方が真面目ぶって日経を読んでいる一方で、マダム(嫁)にも一冊の権利が与えられているので、彼女はこんなのを購読している。

CanCamとかnon-noくらいしか知らない女性誌童貞の当方は聞いた事がない雑誌だ。

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このInRedと言う雑誌、定価は890円とかで、まぁ普通の価格だなと思う一方、毎回毎回ついて来る付録が破格だ。余計なお世話だけど、採算が心配になっちゃうレベルで破格。

具体的には、ポーチやら財布やらバッグやらが毎回ついて来ており、先々月には、コールマンのトートバッグがくっついていた。

俄然色めき立った当方が、マダムからそれをジャッカルし、休日は毎日そいつを使い倒しているのは別の話。

こんな付録ありきみたいな雑誌なので、毎回送られて来る封筒がこんもり膨らんでいるのだが、今月号が今週届いた時、明らかに薄っぺらかった。

あれ?

と思って開封すると、こんな紙がぺろーんと同封されている。

んん??

OCS(雑誌送付してくれる業者さん)曰く、

今月号の付録は、航空輸送上危険品に該当する恐れがある為、付録を除いた形で発送します

との事。

ほほぉ。よっぽどすごいモンだったのかな、と思い見てみると。

コスメ4点セットとかって書いてある。

これ、全然危険じゃなくね?

納得のいかない我が家では、即座に緊急会議が開催された。

議題は当然、何が危険なのか、だ。

これは非常に難しい。

リップグロスが吹き矢に見えるのか、ハイライターがライターと勘違いされるのか、マルチクレヨンがライフルの弾丸に見えるのか。

謎は尽きない。そして議論も尽きない。

そんな中、我々が気付いたのが以下のワードだ。

時短を叶える!コスメ4点セット

このワード自体にはどう考えても危険性が見当たらない。

一見、安全そうに見えるが、恐らく、『時短』がいけないんだと思われる。

インドは、ムダを作り上げる天才が集まる国だ。

飛行機に乗る時、ゲートで係員にチケットを見せてから飛行機に乗るまでに3人くらいの係員が配置されている話なんぞ、その典型だ。(過去エントリ参照!)

それは恐らく、10億人以上いる人民へ職業を提供する為の戦略的な考え方のはずだ。

その戦略に対し、この『時短』と言うワードは超クリティカル、ケンカを売っている様なものと言われても文句は言えまい。

そう考えると、このアイテムが政府に目をつけられ、挙げ句の果てにOCSがインド出禁になってしまう可能性は非常に高い。已む無し。


と言う事で、何が危険なのかマジでわからない。

インドに鉛筆が持ち込めない事は知っているので、マルチクレヨンってのが鉛筆に見えるから、みたいな話ならまだわかるけど、それだったら、

規制品に該当する恐れがある

とか書けば良いのに、

航空輸送上危険品に該当する恐れがある

とか書いちゃうから話がややこしくなるのだ。

文書を書き直して、ついでにコスメセット送って来い!

〜今日の教訓〜

来月の付録はムーミン絡み。

マダム曰く、InRedは私の好みを良くわかっている、との事。

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