インドでパスポートを更新した件

もう10年も経つのか、、と感慨深くなってしまうのがパスポート更新の時。

2007年の4月に今のパスポートを作ってからはや10年弱。

今年の4月に期限が切れてしまうので、更新に行ってきた。

とは言えここはチェンナイ。日本の様に、パスポートセンターなんかない。

じゃあどこ行くの？ここでしょ！と言う事で、『Consulate General of Japan』に出頭するのである。総領事館、ってヤツね。

見た目はこんな感じ。

日の丸が豪快にはためいて、、いない。垂れている。

場所はこの辺り。当方の愛するハイアットリージェンシーが極めて近い。

以下画像の通り、朝9時〜オープンしているので、9時5分過ぎに猛然と駆け込む。

きっと待たされるんだろうな〜と思い、待っている間仕事する気満々でPCを持ち込み。

と思ったら、入り口で全ての電子機器を没収される。

曰く、テロ対策の為、との事。うぉー。

入り口からして結構厳重だもんね。

出鼻をくじかれ、意気消沈して中に入ると、まるで刑務所の囚人との面会室の様な所に通され、更にメゲる。

ドアの重々しさと言い、マジでこんな感じ。

※ちぇみいっそ韓国　さんから拝借

すると爽やかなお兄さんが出て来て、申請書・今のパスポート・写真・戸籍謄本（本籍変えたので）を提出。

30分程で出来ますのでお待ちくださいね〜　との事。

30分くらいなら大人しく待つか、と思い直し、待合室の中の全ての掲示物を見て時間を潰す。

今日貼ってあったのは、

日本赤軍の指名手配写真

よど号事件の指名手配写真

広瀬すずの選挙の啓蒙活動ポスター

慶應義塾大学の留学生募集ポスター

たびレジに登録しましょう！のポスター

2017年の休日カレンダー

各種手続きの手数料一覧

と言った所。

あと、厳島神社のオブジェが飾られてた。

てな感じで待つ事たったの15分。

タマノミヤさーん　と呼ばれ（呼ばれてない）、料金の8,470Rsをお支払い。

新しい500Rs札がおつりで出て来る事を祈り、10,070Rsを出してみた所、まさかの50Rs札×32枚、と言う男らしい渡され方。

ぐぬぬ、ここにも札はないのか。。ってか100Rs札くらい持っとけ！と心の中で毒づきながら、いそいそと財布にしまい（ほぼ押し込んでいる）、撤収。

思いのほかあっさり終わったので、結果オーライとしよう。

ちなみに、パスポートは更新できたが、面倒なのがビザの更新。

ビザは赴任前に取得したが、パスポートの有効期限に合わせて作られているので、4月に切れてしまう。

従い、ビザも更新が必要なのだが、例えば来週海外出張があります！ビザ更新間に合いません！となった場合は、新旧パスポートの2枚持ちで対応が可能。らしい。

出入国のスタンプは新しいパスポートに捺して貰い、ビザは旧パスポートを見せる、と言うやり方である。

当方も来月海外出張があるので、しばらくはこのやり方でも良いかな、と思っていたが、良く考えたら年明けに家族が来ており、その居住者登録の為に『FRRO』と言う所に、外国人居住者登録に行かなければならないので、ついでにそこでビザも更新してしまおう、と思っている。

今回のパスポート更新はトータル30分以下で終わって大満足なのだが、このFRROはクソ厄介。

前回行った時は、朝から行って5時間くらいかかった。飽きるっつーの。

ここが日本人とインド人の仕事のクオリティの差だよね。とにかくムダな書類が多すぎる。

その事を考えると今から憂鬱だが、心にラリホーをかけて臨むしかない。

〜今日の教訓〜

10年経つとさすがに老ける。

10年前はガキだったな〜

※誰も興味ないと思うけど、自分の思い出用にこの10年で訪れた国を羅列してみる。

アジアばっかやな！！

その前の半生（小僧時代含む）には、

結構色々行ってんのね。生意気。