当方、10月頃からチャラついてパーマをかけている。
理由としては、
- 仕事で会社の人に会う機会が激減したから
- 会社どころか客先にも行かなくなったから
- 一方で、幼稚園の送り迎え等外出は毎日するから
の3本立てだ。
3つ目の部分がキモで、誰か特定の人と会うワケではない為、いちいちセットするのもめんどくさいし、かと言って寝癖ボーボーで行くのも憚られるし、って事でテレワークが始まって以降序盤の半年はキャップを被って送り迎えをしていた。
が、頭のデカい当方は、キャップをかぶって帰宅すると髪の毛が凄まじいレベルで暴れる為、いくら家の中とは言えそれは寝癖以上に不愉快だぞ、って事でパーマに手を出したのだ。
結果、こんな感じの鳥の巣状態に。
これは証明写真用にセットしてるけど、パーマかけてるとセットしなくてもウェーブがかかってくれて楽なのは間違いない。
で。
昨日、今年最後のメンテナンスカットに美容院に行って来たので、今日はその時のおはなし。前置きが長過ぎて申し訳ないとしか言い様がない。
当方は、20人くらいのキャパがありそうな、そこそこでかい美容院に行っているのだが、コロナの影響か、キャパの半分をやや下回るレベルの客の入りだった。
換気の為、扉をフルオープンにしていた美容院は、恐らく気温10℃台だったと思うが、当方は無印のジーンズ&ユニクロのTシャツ&ユニクロのフリース↓と言う力強いスタイリングだった為、レセプションでフリースを脱いだ瞬間、Tシャツいっちょで放り出され、そのまま男らしく着座した。
しかしこれクソ安いよね。めっちゃあったかいし。あと2着くらい買っちゃおうかな。
さすがに少し寒かったものの、ヒートテックならぬミートテックを装着している当方は、内側から発する圧倒的なエナジーで耐えていたのだが、シャンプー台から戻る途中、お父さんが男の子を抱っこして、2人でカットしている微笑ましい親子を見つけた。
ほほぉ、君はその年で美容院か、シャレとるな坊主。
と思いながら髪を切ってもらっていたら、しばらくすると絶叫が聞こえて来る。
声の主は当然ながら先ほどの子供。まぁじっと座らされてたら不機嫌になる事はあるよな、と思い特に何も感じなかったのだが、その絶叫が散発的に起こる。え、なんで?
こうなると俄然そちらに集中力が奪われてしまうのだが、よくよく見ると、座らされている事にキレていると言うよりは、iPadで観たい動画が観れなかったか、やりたいゲームが出来なかったか、のどちらかが原因っぽい事がわかった。
まぁでもその気持ちはわかる。腹立つよなぁ。とも思うが、気に食わなかったのが、そのお父さんがニコニコしているだけで一切制止をしていなかった事。
温厚な殿下もこれには穏やかではいられず、
おいおい、君の仕事は何なんだい?子供の管理監督は君が最優先にやらなければならないし、管理監督の中には躾が必ず入ってるんじゃないのかい?
と言ってみた。もちろん直接言える様なストロングハートは持っていないチキンメンなので、当方の髪を切っている美容師さんに。
結局その子供は、その後も10分程騒いでご帰宅なさったのだが、こう言う親を見ると、
あぁ、こいつは親にちゃんと躾けられなかったんだな
とマジで感じてしまう。
当方は、子育てって結構な確率で自分の体験のコピーなんじゃないかと思っている。反面教師で、自分がされた様な事は絶対に自分の子供にはしない!と言う流れもあるんだろうが、それでもどこかの部分では間違いなくコピーが発生しているんじゃないか。
その点においては、躾がなってない子供の親は、子供時代に躾がしっかりされていなかった、って事で、不躾の再生産が起きている気がする。意味がちょっと違うけど。
一応書いておくが、基本的に子供は騒ぐモノだと思う。騒いでいる子供は別に何も悪くない。ただ、社会の中で生きて行くに当たって、TPO的な要素は間違いなく必要だし、それを一番最初に教えるべきは親のはずだ。
TPO的な今は騒いでも良いけど今は騒いじゃダメ、と言う部分や、その延長線で良い事と悪い事の違いを教えるのが親の責任のはず、と考えている。
そんな事はない、子供は自由に伸び伸びと育てて、立ち振る舞いも自然と覚えさせれば良いんだ
みたいな考え方もあるんだろうが、それは当方とは決定的に考えが合わないので是非インドに行って頂きたい。インドは子供がいくら騒ごうが何しようが、温かい目で見守ってくれる。その代わり、他人の子もそれ相応に騒ぐのは言うまでもない。子供の人数が多いフライトにブチ当たるとえらい事になる。
勿論、子供の一挙手一投足にダメ出しをしていたら、全く自分の頭で考えられない人間になってしまう可能性があるので、そんな事はしないししているつもりもないのだが、それにしても世の中の親は子供を叱らなさ過ぎなんじゃないか、と感じるのもまた事実。
企業コンサルでコーチングを教えるお兄さんがうわ言の様に言う、
怒ると叱るは別物なんですよ!
ってのは正しいと思うので、別に大声で叱る必要はないんだけど、当方も正しい叱り方を続けいきたい所だ。
と言いつつ、子育てには正解はなくて、結果は子供が大人にならないとわからない部分がかなりあるんだろうから、偉そうにこんな事を書いている当方の娘が将来何かとんでもない事をしでかす可能性はある。何かしでかす、って意味ではどちらかと言うと、娘ではなくて当方の様な気もするが。
間も無く2020年も終わり、2021年。我が長女は6年生だ。
もう半分以上は大人なので、彼女には、自分で考えて行動し、その行動に責任が伴う事を覚えていってもらいたいと思う。めちゃくちゃ難しいテーマだが、色々あって塾もやめたので、じっくりと取り組んでいきたいところ。
色々についてはまた今度・・・・
〜今日の教訓〜
子育ては難しい。
仕事の1万倍難しいぞ。