ハーフ成人式とか言うくだらんイベントを考えたヤツに憤怒している件

我が家の長女殿は小学4年生。今年10歳になる年だ。

今まで、聞いた事自体は確かにあったが、自分に全く関係もないし、興味もないと考えていたハーフ成人式なるイベントが、ノーモーションで突如我が家に襲いかかって来た。

クソサムい分析をすると、少子化に伴い、親が子供にかけられる金と工数が1人に集中する様になり、こんなイベントが定着して行ったのではないか、と感じるし、どちらかと言うと、子供の10歳に想いを馳せるより、10年間子供と一緒に過ごせる環境を与えてくれた自分の親に感謝すべきなんじゃないの、とか思ってしまう。

・・・等と言った反社会的な事ばかり言っていると、サムくね とか イキってんじゃねーよ とか言われかねないし、そんな事言われると縮み上がってしまうのでやめておく。

さて、そんなハーフ成人式。何故急に襲いかかられたか、と言うと、ご想像の通り?学校から宿題を与えられたからである。

内容としては、

0歳から10歳までの思い出を思い出したり、おうちの人に取材したりして書いてみよう

と言うもの。

この宿題の中における親の役割は、

  • 0歳近辺の古い思い出話を提供する事
  • 完成した10年間の思い出に対してコメントを書いて提出する事

の2つとなる。おい、やっぱりクソめんどくせーぞ。

この宿題に対し、長女殿は、

2歳までって何があったの?

と言いながら、3歳以降の思い出を勝手に自分で書いた紙を持って来た。

その紙を見ると、相当ツッコミ所満載で、0歳〜2歳の思い出話を提供する以前に、3歳以降のお前の記憶を何とかしろよ、と言う話になってしまったので、簡単にご紹介。

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9歳

文房具が大好きになった。スケートにハマっている。絵が下手くそになった。

・・・絵が下手なのは、こんな↓絵しか描けない父親譲りだから許してくれ。ちなみにスケートは1回しか行った事がない。ハマっているの定義を教えて欲しい。

8歳

富士急ハイランドのジェットコースターに乗った。すごい楽しかった。

・・・8歳で初めて乗ったみたいな書きっぷりだが、そもそも最初に行ったのは7歳。その頃からフジヤマもドドンパも全く問題なく楽しんでおり、将来、首都高バトルとかする様にならないで欲しい。

7歳

ディズニーシーでタワーオブテラーに乗って泣いた。久しぶりにお寿司を食べて感激した。

・・・確かに、一時帰国した6月にタワーオブテラーは乗ったし、二度と乗らん!と言って怒っていた記憶がある。何よりも、寿司が久しぶりで感激した・・・なんて言ってる辺りが、インドで抑圧されていたんだなお前も・・・と思えて深い気持ちになる。スシローだけど。

6歳

入学した。インドに引っ越した。日本にいた頃霜焼けして泣いた。

・・・霜焼けは、たぶんガーラ湯沢に行った時の話だろう。スキーに行きたい!と言うから連れて行ったのに、一日中ひたすらソリしかしなかった、どうしようもないイベントだったのだが、今考えると自分もちゃんと滑れるのか、甚だ疑問である。

5歳

ディズニーランドで迷子になった。

・・・これはさすがに焦った。入り口付近のおみやげ屋で見失い、夫婦揃って青ざめたのを覚えている。申し訳ない、娘よ。っつーか、良く覚えてんな。

4歳

自転車の特訓した。ひらがなカタカナの特訓した。

・・・もはやこっちも覚えていないが、4歳の思い出をひっくり返してみたら、こんな事してたので、こう言うのを書いて欲しい。

長野県にある殿下牧場の牛と初めてご対面したシーン。結構センセーショナルだと思うんだけどな。

3歳

しゃべれるようになった。歩けるようになった。はじめてお買い物した。

・・・しゃべれる様になったのは確かだが、お前3歳まで歩けなかったんかい!と言うのと、散々ディズニーの話書いて来たんだったら、ディズニーデビューしたのが3歳なんだから、それを書いて欲しかった所。

なお、彼女が歩き始めたのは当然1歳なのだが、1歳になった瞬間に東日本大震災が起き、1ヶ月くらい岡山に疎開させていた所、岡山に行く前は歩けなかったくせに、帰って来たら普通に歩いていた。つまり、当方は長女の歩き始めを見れていない。

もっと言えば、次女殿も、インド単身赴任中にテクテク歩き出したので、生では見れておらず、なかなか縁遠いものがある。


と言った感じで、誰も興味がない我が家の思い出話をダラダラと書いてみた。

確かに、10歳と言うのは、数字の上でも節目としてはちょうど良くて、10年間の思い出を振り返る良いキッカケになるのかもしれない。

だが、やっぱり

そんなモン小学校の卒業のタイミングでやればいいだろ

と思ってしまう。どうせ過去の写真引っ張り出したりするんだし。

冒頭に書いたが、我々世代の人間は、当然子供にも愛情を注がなければならないが、親がまだ生きているのであれば、ちゃんと感謝しておくべきだろう。

親と過ごせる時間は、刻一刻と減って来ているワケで、昔は話せなかったけど今なら話せる事とかも絶対あるだろうから、親が死んだ後、もっと色々話しておけば良かった、と思わない様にしておきたい所だ。

先日、叔父の葬儀で従兄弟が同じ事を言っていたので、当方もその辺は意識しておきたい。

と言う事で、結論としては、

10歳でハーフ成人式やるんだったら、俺らも40歳でダブル成人式とか言って親に感謝の気持ちを伝えるイベントでもやれば良いじゃないか

である。

0歳から40歳までの記憶を洗い出すのは相当面倒だけど、そんな時にはこんなアイテムでも使って昔を振り返ってみよう。

冷静に考えるとたけーな。

〜今日の教訓〜

0歳の思い出:産まれた 1歳の思い出:名古屋に引っ越した 2歳の思い出:新宿に引っ越した

文句あんのか!!

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