2週間程前の話で恐縮だ。
そして、インドと全く関係ない話でこれまた恐縮だ。
早速だが、この写真を見て頂きたい。
ぱっと見、いかがわしい写真に見え、良く見たら上も下もクソごつい男と言う事に気付き、次に思うのはゲイの写真だったか、と言う感じだろう。そう思った人は何人かいるはずだ。いたら正直に白状して欲しい。
これは、9/15に行われた、南半球4カ国(NZ・豪州・南ア・アルゼンチン)による対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップのNZ vs 南アの試合後のシーン。
2011年のW杯制覇、2015年のW杯連覇等、最近は手が付けられない程強いNZに対し、南アは2015年から6連敗中、アウェイ(NZのホーム)の試合では、2009年以来約10年勝っていない。
それが、NZのSOのバレットが、ことごとくゴールキックを外したりした事もあり、最終的には36-34で南アが久しぶりに勝ったのだ。
観客も大喜び。
キャプテンのエツベス君も漢らしく大喜び。
そして、もっと大喜びするSHのデクラークとSOのポラード。
SHとSOは、野球で言う所のピッチャーとキャッチャーの関係なので、こんな感じで愛し合ってしまっても已む無しなのだ。
なお、この試合、スタッツが非常に面白い。
36 – 34と言うスコアからは、白熱した接戦を予想してしまうが、
ポゼッション
NZ:75% 南ア:25%
メーターゲイン
NZ:624m 南ア:258m
ラック(ボールを持ち込んだ後の密集戦の数)
NZ:155 南ア:41
パス数
NZ:257 南ア:64
タックル数
NZ:61 南ア:235
となっており、殆どの時間、NZがアタックしていて、南アはひたすらディフェンスしていた、と言っても過言ではない。
特に、3倍のポゼッションに対して4倍近いタックル数、と言う点で、どれだけ南アの選手が必死にディフェンスしていたかがわかる。
従って、繰り返しにはなるが、試合後にデクラークとポラードが合体してしまったとしても、それは已む無しなのだ。
勢いに乗った南アは、先週もオーストラリアを普通に倒していたし、このまま自信をつけてW杯に臨んで来ると、久しぶりの優勝もアリエル。
まぁまだあと1年あるんだけど・・・