当方がラグビー好きのオッサンである事は、既に本ブログにおいてかなり知れ渡っていると思っている。
当然チェンナイでもラグビー(但しコンタクトなし)をやっており、その集団が今年で創設10周年を迎える、と言う事から、新しくチームジャージを作る事になった。
直近のジャージはバンコクで作ったらしいのだが、
チェンナイにもジャージを作れる店がある
と言う情報をキャッチしたので行ってみたのだ。
いきなり店を紹介する
店の名前はVenus and Sons。マリーナベイサンズみたいだ。スペル違うけど。
場所はこちら。
ECRのニーランカライのニルギリスのちょいと北。でかい車は路地まで多分入れないので、ECR沿いに車を停めて歩いて行くと良いだろう。
入り口はこんな感じ。
ちょっとわかりにくいけどすぐわかると思う。どっちやねん。
みんなここ使ってんじゃん!
中に入ると、パソコンを子供がいじって遊んでいる。
んだけど、横を見ると、今までにこの会社が作って来たジャージ類がぶわーっと並べられている。
見覚えのあるものもたくさん。こちらはマラソンクラブの。
こちらはラグビーの、相当昔のジャージだと思う。(2011年のW杯のロゴとか勝手に使ってるし)
これとか、アメスクのだね。
なんか、思いっきり
チェンナイで一番有名な仕立て屋
的な感じがして、今まで知らなかったのが恥ずかしいのだ。
アメスクの封筒のプリントもやってるっぽい
事務所の横には、ちっこい工場(こうば)みたいなのが併設されている。
そこには、転写機も置いてあって、パソコンでこの色出したいんだけど、と言って見せたものをすぐに転写してくれる。
右側のオッサンが持っている紙にプリントされていたカラーが、熱転写されて布にキレイにプリントされている。すげー。
なお、横を見るとこんなのが。
アメスクの封筒やんけ。
こんなモン、デジタルプリントで大量印刷かと思いきや、まさかのスクリーン印刷でハイパー手作業。
スクリーン印刷ってこんなヤツね。
※株式会社ムラカミさんのhpより
いくら人件費安いからって、さすがに機械印刷の方が安いんじゃないの?と思ってしまう。。
ここでこんなジャージを作ろうと思う
さて、話を元に戻して、ラグビーチームのジャージの話。
このラグビーチームには某自動車会社の現役デザイナーの人がいる。
彼のウン十年にも渡る豊富な経験をフル活用し、作ろうとしているのがこちら。
背中側がこんな。
本邦初公開なのだ。
色合わせをするデザイナー。
彼の手元にあるのが試作品なのだが、予想を上回る出来だった。結構複雑なデザインにしてたのに、普通にプリントして出して来た。
但し、日の丸の丸のサイズを勝手に変えたり、いらん事すんなアホって部分もややあるのは事実。
良くわからんと思うし、折角なのでコンセプトを大公開。じゃん!
カッコ良い。と思うのは当方だけ?
ジャージ申し込み絶賛受付中
と言う事で、もしこのエントリを見て、このジャージ良いじゃん欲しいじゃん、と思う方がいらっしゃったら、当方宛にご連絡頂ければと思うのだ。
どうやら、
パンジャブ州から生地を買って
カルナタカ州でプリントして
うちはデザインと営業だぜサー
と言う事らしく、納期は20workind days、価格は1着2,200INRとの事。
この20working days、かなり信じられないので、フンドシ姿で死ぬ程フォローしたる。
ジャージ申し込みは冗談として、インクジェットでプリントしてくれるので、色落ちする心配もないと思う。実際試作品を洗ってみたけど全然問題なし。
なので、チェンナイ在住の方、オリジナルTシャツとか作る際には是非ここを使ってみては?と思う次第なのだ。
こんなオッサンが笑顔で出迎えてくれるはずだ。
〜今日の教訓〜
試作品はなかなかの出来映えだったけど安心しちゃダメ。
問題は、こことここ修正してね、ってのが本チャンのに反映されるか。