昨今の日本はとても便利だ。
アマゾンが野菜を届ける時代なので、ラーメンが店で食べる状態とほぼ同じクオリティで家に届いても何ら不思議はないのだ。
と、出だしから今更何言ってんの?的ジジィ発言。
てなワケで、宅麺と言うサイトで二郎的ラーメンを頼んだら死ぬ程美味くて、絶対チェンナイに持って帰る事にした!と言うお話。
二郎はソウルフード
まず、宅麺の話を始める前に、二郎について。
二郎は、慶應の三田キャンパスの横に本店を持つ、一部、ごく一部の人種に圧倒的な信頼感を置かれるラーメン屋である。
ホンマモンのジロリアン(二郎ラブな人種)からは、
二郎はラーメンではない、二郎と言う食べ物だ
みたいな物言いをされる。残念ながらラーメンでしかないけどね。
量は圧倒的に多く、ニンニクも大量に投下されている為、そもそも食い切るのに難儀するし、食い終わった後に電車に乗ると、周りから人が消えるリアルドーナツ化現象が出来上がる。
当方も、学生時代から、修行と称して二郎トレーニングにいそいそと取り組んで来た。
特に、川崎二郎の大ダブルに何度蹂躙された事か。
それだけ人気のある二郎、インスパイア系はたくさん世にあって、今回頼んだのもそのインスパイア系である。
以前はぽっぽっ屋でオーダーしていた
そんなインスパイア系、以前はぽっぽっ屋と言うラーメン屋が独自でやっていた通販で何回か買った事がある。
味はやはり抜群。家で二郎系が食べられる、と言う事象自体がセンセーショナル過ぎて、感動以外の表現が見当たらなかった。
だが、当時は通販システムが未熟だったのか何なのか知らないけど、次第に在庫切れの状態が続き、いつ頼もうとしても
現在在庫がありません
の表示しか出なくなり、自然とアクセスすらしなくなった。
宅麺の存在を知る
そんな中、後輩がインスタに載せていたこの写真。
なんじゃこりゃー!って事で光の速さでその後輩に連絡。
どうやったらこれを手に入れられるのか、そもそもインドへの配送は可能なのか。って事を質問。
案の定、
インドには送れません
との事だったが、そこで初めて宅麺の存在を知る事に。
そうなると、必然的に当方のアクションは、
帰国時にトライする→同時並行で更に麺を頼みまくりインドに持って帰る
になる事は、ファイヤーをウォッチするよりオブビアスなのだ。
こんな感じで、ほぼ無差別に麺を頼みまくる。
早速試す
今回は、帰国が17日の夕方だったのだが、18日の午後には宅麺が宅配されており、19日に食べる、と言う超リーズナブルな日程を組んだ。
ここからは写真中心でお届けしたい。
まずはパッケージ。
今回は、在庫があった『夢を語れ 東京』と言うお店のラーメンをチョイス。
1食分が中に入った状態で冷凍で送られて来る。
中を開けるとこんなん。
麺は290gと書いてある。
え、多すぎでしょ。
スープと背脂を湯煎しつつ、麺を別の鍋で茹で、出来上がった結果がこちら。じゃん。
鍋を殆どインドに持って行ってしまった為、キャベツを茹でる鍋の戦力不足が発生し、結果的にキャベツは気合いの生なのだ。
ってか、麺が全く見えない。これではラーメンの上にキャベツが載っているのか、キャベツの下に何か液体があるだけなのか、見分けがつかない。
我ながら盛りつけのセンスのなさにビビる。
肉も美味い。
ちなみに、これを食べながら、最近マダムがハマっている『NCIS ネイビー犯罪捜査班』と言うアメリカのドラマを見ており、バラバラ殺人の事件の中で人間が解体されるシーンがあったので、この肉がそれに見えてしまい、食欲が圧倒的に減退した。
ダイエットを目指す方は、このドラマを見ながらご飯を食べる事をオヌヌメする。
この描写ありえねー と毎回思うレベルでエグいシーン連発。
日本のサスペンスが如何にぬるい表現で繰り広げられているか、思い知る事になる。
とは言いつつ、美味すぎるので完食。
見るからにアブラアブラしている事と、一風堂のどんぶりで食べている事がミソだ。
てな感じで、頼んだ麺は全てインドに持ち帰り、自宅で後生大事に食べ続ける事にする。
チェンナイにいる人で、どうしてもこのラーメンが食べたい!!と言う人がいたら、我が家でNCISを一緒に見ながら食べよう。
なお、余談ながら、目黒二郎で顕著なのだが、二郎ではラーメンの提供前に、最後に白い粉を振り掛けている。
あの白い粉は何だ?と言うのがかなりの疑問点だったのだが、練習前に二郎を食べると練習中に必ず足がつっていたので、恐らくあれはクレアチンだろう、と言う都市伝説が出来た。
たぶん味の素的な何かなんだけど。
答えを知っている人がいたら教えて欲しいのだ。
〜今日の教訓〜
太ってない。
これは早死にするアイテムだね。
※行った事ある二郎を数えてみた
目黒・神保町・川崎・武蔵小杉(最近破門されたらしい)・荻窪・ひばりが丘・品川・上野毛・歌舞伎町・小滝橋・新代田・大宮・新橋
まだまだやね。ってか、三田行った事ないんかい!