ハイアットに本気出して貰いたい件

デリー出張の際に、グルガオンのリージェンシーを定宿にしている事はしつこいくらい何回も書いた。

が、昨日はリージェンシーが満室で、且つ先日紹介したコートヤードも1泊Rs.12,000と言う破格な値段を提示して来るモンだから、どうしようかな、、と思ってたら、こちらのホテルに初めてヒット。

Hyatt Place – ハイアットプレイスと申します。

ハイアットにこんなブランドあるの?と思いつつ、お客さん(天下のスズキさん)に激近な立地でもあり、コストはRs. 8,500+税とそこそこ高いけど、24時頃空港に着いて翌日直行である事からも、迷わずチョイスした。

が、お前ホントにハイアットブランドかよ、って感じる点が多々あったのでそれを書いてみようと思う。

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カードキーがショボい

ある程度良いホテルになると、こんな↓だったりでシャレたキーを渡される事が多い。

が、ここのハイアットはこんな感じ。(写真撮り忘れにつき現物ではない)

のっけから高級感が失われるのだ。

バスタブなんかないしシャワールームはドアさえない

バスタブがない事は織り込み済みと言うか別に良いんだけど、ドアがないのは困る。こんなん。

当然、立ったまま豪快にシャワーを浴びると、シャワールームの外側がビーシャビーシャになるのは想像に難くない。

従って、うんこ座りしながらの低姿勢でシャワーを浴びる必要がある。

当方は元々低姿勢なので苦ではないのだが、なんで俺がこんな事しなきゃいかんのよ、感は否めない。

水が2本しか置いてない

インドの水を1ミクロンも信用していない当方は、歯磨きですらミネラルウォーターを使っている。

恐らく、ハイアットレベルのホテルになれば、ホテルの上水道にはキッチリ浄水フィルター的なのをつけているもの、と予測しているが、そんなモン証明も出来ないし、インド人の日々のオペレーションを見ているとそもそもそのフィルターが激汚い、みたいな事も起こり得るので、信用するはずがないのだ。

よって、歯磨きとうがいにおいて、結構な量のミネラルウォーターを消費する事になるのだが、リージェンシーがだいたい5本で、コートヤードも毎回4本あるのに対し、ここのハイアットは2本。

なめてんのか。

わざわざフロントに電話するのもめんどくさくて、手持ちの水を使って乗り越えたのだが、もうちょい気合い入れて欲しい。

ゴミ箱が掃除されてない

これはさすがにビビる。

入ったらこの状態なのだ。

それはいかんよハウスキーピング君。

これで掃除しました!って言ってるんだったら、ハイアットの従業員を名乗ってはいけないのだ。(外注である可能性は否めない)

キングで頼んだのにツイン

事前にハイアットから、

サーあなたに会えるのが楽しみです!

と前のめりな連絡が来たので、すかさずキングベッドをアレンジする様に指示。

が、いざ部屋に入ってみたら思いっきりツイン。

部屋までくっついて来たフロントの小僧に、

俺わざわざキングってメールしたんだけど何なの?

と言った所、

ツインって指示でしたよサー

ととんでもない開き直り(しかもウソ)をして来る。

てめぇ・・・と思ったものの、既に25時を回っていて疲れていたので、まぁいいやって事でヤツは命拾いをした。

が、一部始終をブログでさらされる形でしっぺ返しを食らっているので、結局ダメージを負っているのはヤツの方なのだ。

あの事前メールには何の意味があったんかね。

朝飯がかなりショボい

写真は撮らなかったのだが、とにかく品数が少ない。残念ながら、クロワッサンも美味くない。

唯一良かったのは、当方が愛して止まないハッシュブラウンがあった事くらい。

メシがイケてないハイアットにはあまり出会った事がないのでかなり意外。これが真の実力なのであれば、ハイアットって名前つけてすみません、と謝って貰いたいくらいだ。


って事で、ディスる気満々のエントリの様に見えるかもしれないが、そんな事はない。超絶強欲ジジィの如くポイントを溜めて溜めて溜めまくっているハイアットへの期待の裏返しである。

当方クラスの菩薩になると、前回のコートヤードのペペロンチーノ事件の様に、失敗したヤツにももう1回チャンスをやる事にしているので、次回の奮起に期待している事は言うまでもない。

今度もっかい泊まったる。このエントリを英訳して良く読んどけよ。

なお、『ハイアットプレイス』のブランドコンセプトを調べてみたのだが、プレスリリースによれば

ハイアットグループがアメリカ国内を中心に展開している『セレクトサービス』のブランド

24時間必要なサービスを提供する利便性と、フレキシブルな居住空間とスタイリッシュなデザイン性を重視

ビジネス・レジャーどちらにも幅広く対応する

とある。

更に、ウィキさんによると

全室スイートのリミテッドサービス

とそっけなく紹介されている。

どっちにしろ抽象的過ぎて良くわからないし、ウィキに至ってはウソつくな!って感じなのだ。

今まで泊まったインドのハイアットグループのホテルの中で順位をつけると、

  1. チェンナイパーク
  2. グルガオンリージェンシー
  3. プネリージェンシー
  4. アーメダバードリージェンシー
  5. プネハイアットホテル
  6. グルガオンハイアットプレイス
  7. チェンナイリージェンシー

こんな感じだろうか。

チェンナイのリージェンシーは、メシ以外はかなり微妙なので二度と泊まらない。


って事で、グルガオンのハイアットプレイスについて書いてみたが、部屋自体は悪くないだけに、余計微妙な点が気になるのだ。

ハイアットプレイスグルガオンはこちら!


〜今日の教訓〜

一泊Rs. 8,500+Taxの価値なし。

出直して来い。

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