ギー+ポディ+米のコラボレーションが激ウマな件

当方、赴任して1年以上が経つが、全くと言って良い程インド料理に詳しくない。

先日、同じアパートの人が帰任される際に、天皇陛下が泊まられた『Taj Coromandel』と言う格式高いホテルにて、南インド料理を食べる機会があったのだが、メニューを見ても1mmもわからないのだ。

ドーサってなんすか?イドリ?何それ?と言ったボッサリ具合で、お前1年間何やってたの?とツッコミを食らうレベルである。

これには理由がある。

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恐らく、会社勤めの人にとって、インド料理に接する大半のきっかけは、会社の食堂だろうと思う。

ところが、当方の会社の食堂は、インド人ですら不味いと言うレベルでクソ不味いのである。

こんなんだったり、

こんなん。

これを見せた人からは、『え、意外と美味しそうじゃん!』とか言われるのだが、ヌードル的なのはゴム紐みたいだし、黄色いピラフは親の仇の様に辛いのだ。見た目で判断してはいかん。

と言った形で、会社の食堂がインド料理のスタンダードとして当方の中で処理されてしまっていた為、自分から積極的にインド料理に取り組もう!と言う気には1mmもなれなかったのである。

とは言え、Tajのインド料理はとても美味しかったので、少しはインド料理にトライしてみるか、と思い立ち、周りの友人に色々聞いてみた。

すると、当方のラグビー人生の中で、最もパスが上手いと思われる友人S君が

『ポディって言うふりかけみたいなのと、ギーって言うバターオイルみたいなのを白米にかけて食べるとクソ美味いっすよ』

と教えてくれた。ポディはタミル語で、英語で言う所のパウダーである。つまり粉。そのまんま。

ほぉ。早速試してみようじゃないか、って事で近所のスーパーで買って来た。

ギーがでかすぎる(もっと小さいので良かった)が已む無し。

ポディは味が色々ありすぎて良く分からなかったので、無難なガーリックテイストのものにしてみた。

まずポディを白米にどん。今回の被験者は、単身赴任者の最強の味方、サトウのご飯。

そしてギーをオープン。

上蓋にこびりつくオイリー感が尋常じゃない。

このギーを恐る恐るご飯にかけてみた。

なんか汚い。。。

が。

結論。

マジ美味い。ビビるくらい美味い。

最初は半信半疑で、サトウのご飯の半分以下の面積にしかかけてなかったけど、美味い事に気付いてからは、全面にぶっかけて超がっつり食ってしまったのである。

Wiki曰く、このギーは製造工程の中で加熱&濾過をする事により、水分やタンパク質、糖分が取り除かれる為、バターよりも腐敗しにくくなり、南インドの様なクソ暑い地域でも常温保存が可能になる、って事らしい。

一方で、これって超カロリー高いんじゃね、とも思うので、調子に乗って食べ過ぎると内臓脂肪がえらい事になってしまう気もする。

って事で一歩前進した感のあるインド料理探検。

他にも美味いモンがあればアップして行きたい所存である。

〜今日の教訓〜

脂肪分には要注意。

インド人みたいに腹出るのだけは避けたい。

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