チェンナイでは、と言うかインドでは牛肉が食えない。
厳密にはバッファローの肉が牛肉としてサーブされているが、所詮バッファローであり、松坂牛さん等には遠く及ばない。佐賀県の花園予選決勝くらいレベルが違う。
ちなみに佐賀県の決勝についてはあまり知名度が高くないと思うので解説すると、佐賀県はそもそも4校しか予選に参加しておらず、佐賀工業と対戦する相手は常に200点くらい取られて蹂躙されている。
そんな中、2007年に300-0と言う尋常じゃないスコアがついた。
トライ数で言うと44トライ、高校ラグビーは30分ハーフなので、ほぼ1分に1トライ、もうチームランの繰り返しの様な状態で、いわば作業なのである。
もう一つちなみに、高校野球の予選でも、1998年の青森県予選で、122-0と言う、これまたラグビーの様なスコアがあったらしい。
対戦した高校の高校生は、この敗戦から何を学ぶんだろうか
と言う点を考えると良くわからなくなる。
と、かなり話が脱線したが、牛肉と称されてインドで食われて行くバッファロー、食べている我々日本人から『所詮バッファローだろ』とか『クソ硬ぇよ』とか言われているワケで、何の為に屠殺されてるのか、と言う気持ちなんだろうと思い始めた。
これからはありがたく頂く事にしよう。
で、この1年弱のインド生活では、さすがに牛肉を売ってる店には出会ってないし、むしろ所詮バッファローだから探してすらいない。あ、また言っちゃった。
ただ、ブタとトリは普通に売ってるので、今日はそのお店のお話。こんなに長い前置きあるかよ、と自分でも思う。
早速ながら良く肉を買ってる店はこちら。
Fresh&Frozen、と申します。
きったない団地みたいな建物の1st floor(日本的には2F)にある。入り口から店内をのぞくとこんなん。
逆からのアングル。
ちょいちょい欧米人や韓国人にも出会う。
2月になって、未だにメリークリスマスって何やねん、とも思うが、こんな感じで調味料も色々と売っている。
寄って行くとなんと醤油さん。
多少高くても、シンガポールと大して変わらんだろうし、もうここで買えばいいや、と思っている。
一応こんな感じで日用品も売っている。買わないけど。
で、たびたび写真に写り込んでるフリーザー、こちらで大量の冷凍肉や冷凍食品も売っている。
ちなみに、冷凍食品を買う時は、製造年月日がサイクロンの日より前かどうか、で買うのを判断している。
製造年月日がサイクロンより前だと、あの停電まみれの時期に一旦ガチ溶けして、再度凍らせてる可能性もゼロではない(ってか高いんじゃね)ので、危ない橋は渡らないのである。
冷凍肉自体も、正直いつさばいていつ凍らせたものかわかったもんじゃないので、さばいたばっかの肉が欲しいな〜と思っていたら、先日たまたま目の前でブタとトリをボコボコにしている現場に遭遇した。(ここからややエグい写真登場するので気をつけて♡)
うぉー、猟奇殺人や。奥の方には、ブタがまるまる横たわっているのがかろうじて見える。
奥のオッサンは、ブタを真っ二つにした状態を謎にキープしている。
ボコられたブタさん。
アバラだけになったブタさん。
毛を剃って出家したトリさん。
てな感じで、勝手にキッチンに入り込んで超至近距離で写真撮りまくってても何も言われないのはインドの良い所。
で、お支払いはこちらのカウンターで行う。キッチン?屠殺場はこの右奥。
今回、トリのモモとムネを約1kgずつくらい購入したんだけど、会計は955Rs、約1,600円ちょい。これは安いのか?
マダム曰く、安い、との事だったがイマイチわからない。
不確定情報ながら、土曜の朝に行くとさばきたての肉が買えるよ!との事。今度また土曜朝に行ってみようと思う。
〜今日の教訓〜
ブタは白い!
何の教訓?