久々にニュースの話題でも。
ちょっと前に、チェンナイはおろか、インド全土で牛肉が食べられなくなっちゃうかも!みたいな事態が発生している事は書いた。(参考)
より宗教色が濃い北部とか田舎の方では、牛肉を運んでいたイスラムの人が、ヒンズーのならず者どもに殺される、と言うシャレにならない事件も起きていたりする。
おいおい勘弁してくれよ、と思いながら、いそいそと韓国人が経営してくれているAESEOと言うナイスなレストランに通う日々だった。
そんな中、つい先日こんなニュースが。
最高裁、牛肉禁止令で無効判断
インドの最高裁判所は11 日、中央政府が5月に発表した牛の食肉処理禁止令を無効とする判断を下した。
「個人の生活様式や食習慣にかかわることであり、基本的人権の侵害に当たる」としたマドラス高等裁判所(南部タミルナド州)の判断を支持した。民放NDTVが伝えた。
政府は5月下旬、水牛を含む牛全般に関して、食肉処理を目的とする売買を禁止し、農耕や酪農などの農業目的にのみ使役できるとする通達を出した。
インドでは、国民の約8割をヒンズー教徒が占め、牛を神聖視している。一方で、牛肉を食べる習慣のある州もあり、北東部アッサム州や同アッサム州では政権与党のインド人民党(BJP)に属する州首相からも食肉処理禁止令に対する批判の声が上がっていた。(NNAさんより)
ほほぉ、なるほど。
どうもこの判断には、我がタミルナドゥ州のお役人さんが絡んでいる様で、たまには良いアクションするじゃないか、と一気に見直したのである。
せめて、外国人は適用外、とかにして欲しいよね。(超自分勝手)
ちなみにこのタミルナドゥ州、前知事のババァが死去してからは実質的にはトップ空白の状態が続いており、ウワサによると来月選挙がある模様。
選挙がある=その日はお休みになる、と言う超絶便利な制度があるので、それはそれでウェルカムなのだが、そこで終わらず、デモが起きたりとか混乱が生じる可能性も低くないので、要注意なのだ。
〜今日の教訓〜
タミルナドゥ州は反中央色がクソ強い。
モディさんもあんまり人気ないみたい。(5人くらいにしか聞いてないけど)