先週の一番のニュースと言えば、セブンのインド進出だろう。
パキスタン問題がややかき消している感はあるが、なかなか凄いニュースだ。
金曜日の日経の報道をまとめると、
- 28日に、セブン&アイホールディングスがインド進出を発表
- 2019年中に、現地企業と組んでセブンイレブンを出店
- 米国子会社のセブンイレブンインクが、インド小売り大手のフューチャーグループの企業とフランチャイズ契約を締結
- フューチャーの創業者が、1号店はムンバイに開くとコメント
- フューチャーの既存小売店をセブンに改装したり、新店舗を作る計画
- 日系小売業のインド進出は現時点では非常に少ない
- 少ない理由は、インドのレギュレーションによるもの
- 無印やユニクロの様な単一ブランドであれば単独資本で進出は可能
- 一方で、イオンの様な複数ブランドを扱う小売業は、外資の出資比率は51%までに制限されている
と言ったものだった。
まぁ、率直な感想は、
なんだよムンバイかよ、せめてデリーだろ
である。
とは言え、セブンがインド上陸、と言うのは実際非常にセンセーショナルであり、もう少し詳しい情報がニュースリリースに載ってないかなーと思ってチェケラしてみた。
じゃん。
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先ほどの日経のまとめを補足する情報としては、やはりこの文言になるだろう。
品揃えについては、世界共通の人気商品、飲料、菓子と共に地元の嗜好に合わせた即食性のあるフレッシュフードを展開する予定です
日本料理研究会と言う団体の知人が言っていたのだが、
インドは日本との文化相違度が高過ぎて、日本食を浸透させるのは非常に難しい
との事だった。
そう考えると、セブンで売る品物も、どちらかと言うとインド寄りになってしまうんではないだろうか。
食品の中での世界共通の人気商品ってなに?と考えると、菓子パンくらいか?おにぎりなんかはかなりハードルが高い様な気がするのだがどうだろうか。
2019年中にムンバイに開店=他の都市は2020年以降だろうから、当方のインド駐在生活の中では、このセブンのコンビニは体験出来ずに終わってしまいそうだが、このセブンのインド進出をきっかけに、イオンとかが進出して検討くれる事を祈る。
頼むぞ岡田君。
〜今日の教訓〜
ファミリーマートならチェンナイにもある。
うへへ。