ここ最近、当ブログを賑わしている中東絡みのお話。
その中で、ドバイのJWマリオットでリブアイを食べた話を書いた。
当然ながらそのリブアイは神々しいレベルで美味しく、心の底から牛さんありがとう、と思う事が出来た。
そんな中、チェンナイでもリブアイを売っているけしからん店がある、と言う情報をマダムがキャッチ。早速行ってみた。
その店は『Tryst Gourmet』と言うお店。
外国人が多数住む『ECR』と言う、通称チェンナイの134号線にある『Tryst Cafe』の出店的存在らしい。
そう言えば、当ブログでは以前、カフェ系エントリのシリーズを立ち上げたものの、その中にはこのTryst Cafeは含まれていない。
含む程の実力ではない、とかそう言う話ではなく、単純に当方のボッサリさが引き起こした事象であり、Tryst Cafe自体はなかなか良いカフェではある。且つ、ちょっとした食材だったりパンやスイーツなんかも売ってたりする。
で、実際に明らかに外国人とかインド人の富裕層をターゲットにしているとしか思えない売り方をしているイケてるカフェの出店だし、リブアイ以外にも色々買い物したろ、と思って行ってみた。
と言う事で、ありがちな、写真ベタベタの手抜きエントリの始まりなのだ。
とりあえず店内の様子とパン。
長い人も売られている。
スイーツ的なの。なかなか美味しいのだ。やるな、インド。
後は、野菜とかこんなのも。
わざわざハラル云々の文言を入れてる辺り、やっぱりターゲット層はインド人じゃないのかな?と思ってしまう。
で、既に一枚目の写真で写り込んでるけど肉コーナー!
こんな人たちがカチンコチンに冷やされている。
BEEF の文字が神々しい。
サーロイン とか リブアイ とか、過去のチェンナイライフでお目にかかった事のない様なワードの製品を普通に売ってるのだ。ちょべりぐ〜
てな感じでえらい興奮した我々は、リブアイを買って喜び勇んで帰宅。
早速焼いてみた。
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くっそ不味い。
不味いってか、食えない。
硬過ぎて、肉食ってるとはとても思えないし、もはや肉なのかどうかもわからない。
食べ物を残す事をかなり嫌う当方が、一口も食べずに全廃棄した、と言えば、どれだけのシロモノかご理解頂けるだろうか。
どこの牛さんか知らないが、何の為に生まれて来たんだろうか、と思うと非常にやるせない。
しかし、申し訳ないけど、ハッキリ言って食えたモンじゃない、ってか食い物じゃなかった。
ドバイのリブアイには、心の底からありがとうと語りかけたけど、チェンナイのリブアイには、初めましてさようなら以外の言葉がかけられない。
これは我が家の焼き方の問題では?とも思ったが、マダムには、
明治屋(シンガポール)の肉の時と同じ焼き方だ
と一蹴され、やはり素材の力の差ではないか、と思い至る様になっている。
とは言え、ベストの焼き方なのか?はわからないので、今度、我が家の山本勘助・クックパッド君としっかりと作戦を立ててから、再度挑んでみたいと思う。
〜今日の教訓〜
嫉妬はステーキにかける塩のようなもの。ほんのちょっと必要なだけ。 byマリリンモンロー
シットが足りなかったのかな。