へっへっへ。当方、料理もできるんだぜ。と無駄なアピールから始めさせて頂く。
この度、キッチンにてキチンと料理を致しました。料理がチキンでないのが残念です。
ってね。スベってない。
さて、先日大量の日本食(レトルトベース)が届いた話は書かせて頂いたが、こっち来てまともに料理してないな、と思い、当方の得意料理『ニンニクと鷹の爪パスタ』通称ニンタカを作ってみようと思い立った訳で。
いきなり話がそれるが、このパスタは学生時代から愛してやまなかった、湘南台の名店『ニューオリンズ』の秘蔵メニューなのである。
最後まで読んでくれた挙げ句、お、うまそー と思ってくれたアナタ。インド洋と太平洋に阻まれて湘南まで行けない当方の代わりに行ってちょうだい!
と魂の叫びを吐露してから本題に入る。
まず、スーパーで買って来るべき材料としては、ニンニクとベーコンと乾燥パセリ、更にはオリーブオイルが必要となる。
コンソメと鷹の爪、パスタ自体は日本から持って来てるので問題なし。
まずニンンク。じゃん。
こんなにいらねー!
捨てる事になってもったいないし、頼むから一個だけで売ってくれない?と店員に頼むも、No sir!とつれないお返事。
ちなみにこれだけ入って確か200円くらい。
あと、もう一個ちなみに、横に控えめに写る物体は昨日間違って買ったバジル。
マダム(嫁)に『明日ニンタカ作るからバジル買って来たよ!』と話したら、『なんでバジル買ってんの?』とあっさり指摘を受けた訳で。
そんな恥ずかしい背景を暴露しつつお次はその買い損ねた乾燥パセリだが、日本みたいに袋に入った乾燥パセリはなさそうだったので、とりあえず葉っぱごと買ってみた。
これで22Rsだから、35円くらい。やすっ!
恐らく農薬まみれなので、一生懸命水道水で洗って、水道水も全く信用できないのでミネラルウォーターで更に洗って…と涙ぐましい努力。
作業中、不器用な当方の手の間隙を縫って、何人かシンクに落下していったが、シンクも汚い!と決めつけてそのままそいつらの生涯を終わらせてやった。ごめん。
それでもきっと汚れは落ち切ってないんだろうけど、考えてたらキリがないので気にしない事にする。
熱で消毒してやれ!とばかりにレンジへgo。
何回かチンすると、見事に乾燥パセリの出来上がり!ふはは。
で、最後に、このパスタの味を左右すると言っても過言ではないベーコンさん。
車で家から30分くらい行った所に、肉を売ってるスーパーがあるので、初めて買ってみた。とりあえず100gね、とオーダー。
スライスした結果、106g分をこんな感じの貧相なパックに詰められる。
開けるとこんなん。
こいつを切っていく訳だが、包丁(現地調達)がくそったれなのか、肉がくそったれなのかわからないけど、まー全く切れない。
バカとハサミは使い様、と言う言葉が頭の中を駆け巡るが、悪いのは俺じゃない!とマインドコントロールしてひたすらカッティング作業に勤しむ。
ようやく全ての材料が揃い、調理開始。
料理してる感が出てる一方で、料理しながらこんな写真撮ってブログに載せる準備してるとか、自分がどこを目指してるのか良くわからないけど、とにかくそんなこんなでパスタが出来た!
おりゃー!
見た目は、日本で良く自分が作ってたパスタとほぼ同じ感じに出来上がった。
楽しみ半分恐怖半分でいただきまーすしたが、、
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ま、まずい。
まずいとは言わないけど、肉があまりにチープすぎて、そのショボい肉をコンソメとニンニクがカバー出来なかった感じ。
ベーコンってか、生ハムに近い味が奥の方でしてたし(料理評論家っぽい)、諸悪の根源肉にあり!と見た。
ってな訳で初回の料理は成功裏には終わらなかったのだが、良い肉があればきっと味は改善する!と言う信念のもと、次なる良い肉屋を探してみたいと思う。
〜今日の教訓〜
飛ばねぇブタはただのブタだ byポルコ・ロッソ
ベーコンをディスるならこのセリフしかない!
※ニューオリンズはこちらから!