ラグビーW杯で、毎試合毎試合、最も活躍した選手に贈られるプレーヤーオブザマッチの賞。
プレーヤーオブザマッチ、はちょっと違和感がある。マンオブザマッチが普通だろ、と。
余談だが、マンオブザマッチは、Man Of the Matchなので、MOMと略される事が多い。
一方、インドにおいては、客との打ち合わせの後に発行する議事録を、MOMと略していた。この場合のMOMは、Minutes Of Meetingなのだが、そのノリで日本に対してMOMと言うメールタイトルで報告書送っていたら、
毎回毎回マンオブザマッチかと思っちゃうんだけど
と言われた事がある。
とか書いてみたけど、クソ程も面白くない余談だった。大変申し訳ない。
さて、気を取り直してW杯のプレーヤーオブザマッチについて。
先日のサモア戦、プレーヤーオブザマッチ、と書くと毎回面倒なのでこれ以降MOMと書くが、MOMはレメキだった。
レメキと言えば、ツイと並んで、当方があまり評価していないプレーヤーの代表格である。
ヒマな会社員と言えば当方の事なので、合計4回サモア戦を見返してみた。
が、何度見ても、そしてどう考えてもMOMは姫野かムーアか松島だと思う。何を以ってレメキだ、と言っているのか。
実際、レメキは過去2試合よりは良かった。そこは認める。
キャリーメーターもなかなかのモンだった。両チームの全46名中、第2位の91m。ちなみに1位は松島の105mで3位は山中の88m。
ただ、ゲインメーターではなく、キャリーメーターなので一概には言えないのがミソ。
レメキは、前半開始早々にかなりのロングキャリーをした。約50m程。(走り切れよ、とは思ったけど)
その後にも効果的なゲインを切るなど、気を吐いていた。
一方で、相変わらずミスが多い。
上述の50mランの後もターンオーバーされてたし(これは流のクリーンアウトが悪い一方でレメキのヒットも悪い。もうちょい立っとけ)、キックオフでも2回ターンオーバーされてたし(1回ノットリリース、1回ノックオン)、山中のノットリリースを誘うクリーンアウトミスや、カウンター時の激ショボミスキックもあった。
総合的に見ると、どう考えても同じポジションなら松島の方が目立っていたし、要所要所でしっかりとディフェンスしていた姫野かムーアを選ぶべきだろ、と思うんだが、どうだろうか。
マジで誰が選出を担当してるのか、知りたい。お前センス無さすぎだろ、と。
福岡のトライのラストパスはレメキだし、良い仕事をしていない、とは言わないが、結局の所彼はハイリスクハイリターンの典型の様なプレーヤーなので、前半から使うのはやっぱり怖いのだ。
スコットランド戦は、前半は松島・福岡・山中で行って欲しい所。
と言う事で、スコットランド戦のメンツ。
- 稲垣
- 堀江
- 具
- トンプソン
- ムーア
- リーチ
- ラピース
- 姫野
- 流
- 田村
- 福岡
- 中村
- ラファエレ
- 松島
- 山中
- 坂手
- 中島
- 愛ちゃん
- ヘル
- マフィ
- 田中
- 松田
- レメキ
これで良いんとちゃいますかね。
ヘル・マフィとレメキがリザーブにいるのは怖いぞ。