実家に霊が出て時々自分も食らってたんだけどインドに来るとそれがパタリとなくなったのでやっぱりインドにずっといた方が良いんじゃないかと思う件

タイトルで全てを網羅したと思う。

結論としては、インドに来てから霊的な何かにシバかれる事が全くなくなったので、インドにずっといた方が良いのではないか、と思う次第だ。

今日は、日本(と言うか当方の身の回りの話)とインドのお化け事情的な事を書いてみる。


お化けが出る実家

のっけからやや衝撃的な告白。

当方が住んでいた実家(まだあるよ)にはお化けが出る。

一番ヤバいのは洗面所で、当方のおかんは鏡を見て化粧する事が出来ない。

自分の目を見ながら化粧をしていると、目からどんどん別人の顔になって行くそうだ。

なので、やや目線をズラしながら化粧するらしいのだが、あまりにそらしすぎると、今度は鏡越しに廊下に誰かが立っていたりするらしい。シャレにならん。

おかん曰く、

そう言う時は、『ここはあなたのいる場所じゃないのよ』と諭す

との事だが、良くわからない世界だ。

和室もパンチある

洗面所の隣には和室があるのだが、そこもなかなかヤバい。

大学の時、同期が我が実家に泊まりに来た。

深夜まで遊んでいて、確か26時頃だったと思う。草木も眠る丑三つ時、ってヤツだ。

2階の自分の部屋から着替えか何かを運んで和室に行くと、その同期が目を閉じて下を向いて、仏壇に背中を向けて固まっている。

何してんだこいつ、と思ったらかっと目が開いて、

後ろから引っ張られている

とヤバすぎる一言。

は?何言ってんの?と言いながら腕を掴むと、上腕二頭筋と僧帽筋がカチンコチンに固まっている。

ここで初めて霊的な何かである事を察知し、ちょっと引っ張るがマジでなかなか動かない。

全力で引っ張って、やっと抜けたのだが、それ以来その同期は夜はその部屋に近付かない様になった。

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霊は縦に動くとか何とか

その和室の上に姉ちゃんの部屋があるのだが、高校生の頃部屋でドラクエをやっていると、隣の部屋から姉ちゃんのうめき声が聞こえて来た。

寝ぼけてんじゃねーよ、うるせーんだよ、と言いに行こうとしたのだが、部屋の前に来た瞬間、何となくヤバい雰囲気を感じて、とりあえず親父を召喚。

霊感が1mmもない親父は、電気を点けてスタスタ部屋に入って行き、

おい、お前何してんだ

と言いながら寝てる姉ちゃんを漢らしくビンタ。

するとやっと金縛りから覚めたらしく、曰く、

首のない青いYシャツの男に首を絞められていた

との事。

ヤバすぎる。

何かで、

霊は縦に動く事が出来る

みたいなのを見た事があるが、そうなんだろうか。

吾輩も食らった事はある

そんな家に住んでいたので、当方も何回か金縛りを食らったりとか、部屋の入口から火の玉みたいなのが襲い掛かって来たりとか、何回か妙ちくりんな経験をした事がある。

霊感があるのかどうかはイマイチわからないのだが、実家以外でも霊っぽい何かを見たりした事はあるし、靖国神社から何かを持って帰って来て、お祓いして貰うまで体調激悪だったりした事があるので、多少何かしらのセンスはあるのかもしれない。

そんな当方も、タイトルに書いた通り、インドに来てからは一回もそう言った目に遭った事がない。

金縛りは、霊的な現象と言うよりは、疲れだったりその他の複合的な原因で起きると聞いた事もあるが、インドでは楽をしていると言う事なのだろうか。

或いは、日本に出る霊=日本人の霊魂と、インドに出る霊=インド人の霊魂は、周波数が違ったりするのだろうか。

気になったので、インド人に、インドでのお化け事情について聞いてみた。

と言いつつ、めんどくさい病が炸裂して、1人にしか聞いていないので、以下の内容は参考情報程度で見て頂ければと思う。

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日本とはちょっと違うお化けのイメージ

そのインド人曰く、インドのお化けと言うのは90%以上が女性で、白い服を着てるケースが多いらしい。

残りの10%は死神的なヤツで、男性の霊と言うのはあんまり聞かない、との事。

なぜ女性なのか、なぜ白い服なのかを聞いてみると、

インドではそもそも死に対する恐怖感があまりない

子供の頃から死が身近にあるからとの事

ヒンドゥー教の輪廻転生的な考え方も背景にある

つまり、現世で良い行いをして死に至る事で来世に自動的に繋がると考えている

従って、現世に恨みを持って死ぬ人間はあまりおらず、霊魂が現世に残りにくいのでは

と言っていた。

ここからは眉唾モノ、と言うか女性蔑視なんじゃね?と思いながら黙って聞いていたが、

相対的に女性はインドでは地位が低い

これが現実、と達観してる女性が多いが、納得出来ないまま死に至るケースもある

そう言った女性が現世に恨みを残して死ぬから、霊魂が残るのではないか

とも言っていた。

ちなみに、白い服については、良くわからない、と一蹴された。

日本では女性だけじゃなくて、男性の霊も結構あるみたいなんだけど、と水を向けると、

宗教観の違いっすかね

と言う返答だった。

インド人の男性の中には、現世で考えられる自分の責任を果たしたら(例えば子供がちゃんと成人して結婚して孫まで出来たとか)、エベレストにある著名な寺院に行って安らかな死を求めてお祈りをする人もいるとの事。

ビッグ3と言われるお寺の名前が

  • Kasi
  • Haridwar
  • Rishkesh

との事だったが、いくらグーグル先生に聞いてもそれらしき名前の寺院が現れなかったので、これはかなり怪しい情報として処理して頂ければと思う。もうちょっと調べてみる。

HaridwarもRishkeshも地名じゃね?と思っているのだが、当方の脳は、彼が明確に寺院の名前だと言った様に記憶している。

とにかく、インド人曰く、これらの寺院は破壊の象徴であるシヴァ神を祀っている為、シヴァ神に対して自身の安らかな死の祈りを捧げるのだとか。

ほぉ〜


なんか、怪談話の延長くらいの軽い気持ちで聞いたのに、かなり壮大な話になってしまったが、どうやらインドにはそこまで多くの数のお化けはいないのかもしれない。

確かに死はかなり身近な様なので、死生観と言うか、現世に対する執着みたいなのが根本的に日本人とは違う可能性がある。

当方は、今死ねと言われたら、かなり現世に執着があるし、全く以って受け入れられないのだが、インド人曰く、

執着がないと言ったらウソになるが、それが定めなら仕方ない

と言う事らしく、かなり勉強になった。

なおこの男は、

まだまだやる事が残っているのでガンジス川にもエベレストにも行かない

と言っていた。

元々大して行きたくなかったけど、そこまで大きな意味を持つのであれば、ガンジス川も一度くらい行ってみても良いのかな、なんて事を思った。

多分行かないけど。

〜今日の教訓〜

靖国で何か憑いて来たんだから、ガンジス川行って大丈夫なのか不安。

お化けこわい。

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