チェンナイもいよいよ夏本番である。
チェンナイには四季がなくて常夏Yeah、と思いきや、
Hot / Hotter / Hottest / Fuckin’ Hotで四季がある
と言うのが一部オヤジ界での定説となっている。
困るのは、夏のくせに雨があまり降らない事。且つ、前年末くらいに訪れる雨期も、前回は非常に物足りない雨量だった。
2016年は死ぬ程雨が降ったが、2017-2018と、雨期はマジで雨が降らなかった事は気がかりだ。まぁ、降ったら降ったで、光の速さで洪水ボンバイエになる為、あまり嬉しくはないのだが・・・
そうなると、これから訪れるHottestシーズンとFuckin’ Hotシーズンにおいて、水不足が心配である。
最近、我が家ではシャワーの出が悪く、こりゃいよいよ水不足か・・・と身構えていた。
一応、タミル語しか通じないセキュリティのヤツを、
なんで水の出がわりーんだよ、水道代金ケチってねーでガツンと入れろや
とドライバー経由で圧倒した所、
今ウォッシング中サー、すぐ元通りになるサー
との回答。
この男曰く、水不足が原因とかではなく、単純にタンクを洗浄してるからバルブを閉めている、と言う事だが、正直意味がわからない。
洗浄がそんなに長い事続くワケねーだろ、どんだけちんたらやってんだ、と言う事で自宅の裏を見に行くと・・・
確かになんかやってる。
手前側と奥側にそれぞれタンクらしきモノがある様だ。(2年以上住んでて初めて見た)
ほぉほぉ、と野原君の様な声を出しながら作業をしている奥側のタンクを覗くと・・・・
確かに何かやってる。
わかりにくいのでちょっと書き込むと・・・
ケルヒャーみたいなので高圧洗浄を行っているらしい。
えらい消毒薬臭かったが、洗浄し終わった後、ちゃんと洗い流すんだろうか。極めて怪しい。
小学校の屋上とか、昔ながらのアパートの屋上とかにある貯水タンクでは、かなりの確率でネズミの死体が浮いてたりする、とか聞いた事があるが、まぁうちのアパートのこのタンクも、ネズミっつーか虫とかヤモリとか死にまくってんだろうな・・・と思うと非常に深い気持ちになる。
なお、作業をしてない手前側のタンクを見たら・・・
ハンパなく汚い。
写真ではわかり辛いが、この水がゆらりゆらりと艶かしい動きをしていた。油の浮いてる水を思い浮かべて頂ければ、その通りのイメージである。
クソきたねーなこれ
と日本語で言うと、タミル語しか出来ないセキュリティが、
ノープロブレムサー
と力強い返事をしてくれた。
どの辺がノープロブレムなのか、ロジカルに説明して頂きたい所だが、言語の壁に早々に心を折られ、スゴスゴと退散したのは言うまでもない。
こんな水を毎日浴びてるのね・・・と言う事実に改めて気付き、風呂場で歯磨きが出来る日本って素晴らしい、と論理の飛躍をさせながら遠い目をしている。
ちなみに、この作業が終わってからもしばらくは水の出は悪いままだったので、例のセキュリティガイのセリフは完全に信用力ゼロである。
わかってたけどね・・・・
〜今日の教訓〜
見ない方が良い事もある。
こんなの別に見なくても良かったよね。