AMDの話をめちゃくちゃ引っ張ってるが、例の式典の後、AMDの空港には19時くらいに着いた。
ところが、チェンナイ行きのフライトは2315発の2545着と言う殺人スケジュールだったので、空港で4時間くらい待ちぼうけを強いられた。
で、待ってる間にAMDの空港でインド人にめっちゃ絡まれたので、その話を。
4時間待ちはマッサージでまず時間つぶし
4時間待ちって事でしょうがないので、まずは空港にあるこちらのO2 Spaで1hマッサージ。
チェンナイの空港にあった(今はたぶん改装中)O2は、地べたに敷いた布団に転がされる等、ファシリティがクソだったので、ここもあんまり期待はしてなかったのだが、きっちりベッドもあったので良かった。
ドライにしますか?オイルですか?と聞かれ、オイルにした後のシャワーのファシリティが心配だったので、当然ドライ。
今考えると、シャワーもちゃんとしてたのかな?とも思うが、次回以降も恐らく試さないので、誰か情報持ってたら教えて欲しいのだ。
ってな感じで何とか1時間くらいを消費したものの、依然として3時間余る。
やる事ねー!!と思いながらPCとにらめっこしていたら、何故かその間に4回くらいインド人に絡まれた。
日本人のグジャラート評価が気になるらしい
まず、全員に必ず聞かれたのが、日本政府によるグジャラート州への投資の件。
なんで日本はインドに投資をするんだ?何かリターンを求めてるのか?と。
俺は政府の人間じゃないからわからないが、投資に対するリターンを求めるのは当然、ただ、一方的なリターンではなく、Win-Winになる事を信じてる、って安倍さんは言ってたぞ、と当たり障りなく回答。
『日本は行った事もないし、あんまり友達もいないけど、何となく中国よりは信用出来そうだ』とか、それ日本人の俺の前で言う?って感じの発言をする輩もいたが、概ね、日本に対してはみんなウェルカム、みたいな物言いをしていた。
次に聞かれたのが、グジャラートをどう思うか?と言う点。
どう思うも何も、来たの二回目だからそこまで深く言えないけど、酒が飲めないのと、ベジの州なのはプロブレムだ、と回答。
肉に対してシビアなのはマジで困る
前回触れた様に、ライセンス取れば、上限はあるものの家では酒を飲む事が出来るし、当方としてはそこまで酒を飲まないので、ぶっちゃけ酒はどうでも良い。
ただ、問題は肉で、仮にグジャラート赴任とかになった場合、マーケットにおける肉の入手性は、チェンナイよりもはるかに低い事から、リアルに困る可能性がある。
日本への一時帰国の際、肉類は大量に冷凍して持ち込むのだが、運が悪いとチェンナイ空港での荷物のX線検査に引っ掛かって、ボッシュート!と言うパターンがある。
当方は食らった事ないが、X線検査に引っ掛かると、チョークでスーツケースにでっかくばってんマークを書かれるらしいので、念の為、除菌シート(拭き取る為)を毎回持参している。
チェンナイですらこうだから、肉大っ嫌い(かどうか知らんけど)の連中だらけのAMDの空港とか、超厳しそうな気がする。
てな背景を説明し、『肉が食えないってのは、日本人にとっては超プロブレムなんだよ。君もベジのレストランが外国になかったら困るでしょ?』と聞くと超納得してた。
でも『日本は超フレンドリーだから、ベジのメニューをお願いすれば対応してくれる店が多いよ』とも付け加えた所、絶対日本行く!的な反応をしてたが、日本行って、ベジ対応の店がなかったらすまん。
ちなみに、『日本行ったら肉食えば良いじゃん、牛は神様の乗り物、ってのはわかるけど、インドの牛と日本の牛は違うし、日本の牛は品種改良されてるからピュアな牛じゃないぜ』みたいな事言ったら、笑いながら『確かにそうだ』とも言っていた。本当にそれで良いんか?
まぁこんな感じで色々と話をしたのだが、一緒に写真撮ってくれ、とも言われたし、遠くの方から明らかにこっちを向いて一眼レフで写真撮ってるヤツもいたし(自意識過剰ではない)、日本人が珍しいのかな?
日本フィーバー的な状態であったのは間違いなく、中国がインドから評判悪く、反ダンピングとか言って超高い関税かけられてる製品が増えている事も考えると、決して悪い状況ではないのだ。
この調子で、インドにおける日本のプレゼンスをどんどん上げて行って貰えれば、その内チェンナイ直行便も出来ちゃうかも。
でも安倍ちゃんが来たの、チェンナイから2,000kmくらい離れたAMDなんだよな・・・
~今日の教訓~
チェンナイに直行便が出来ると、日本から偉い人が気安く来る事になって鬱陶しい。
って某自動車メーカーの人が言ってた。