スリランカ観光〜キャンディ・クイーンズホテルが激エグだった件

さて、新年のご挨拶も早々に、早速スリランカ旅行について書いてみたいと思う。

どうも、クアラルンプールの様な、極めてメジャーな都市について書いてみても、全く読者諸賢の興味を引けなかったらしく、PVが1ミクロンも伸びなかった。マーケティング担当者としては遺憾としか言い様がない。

従って、『スリランカ』と言うやや秘境感のにじみ出るコンテンツを使い、PVアップの実験をしてみたいと思っている所だ。

折角なので、コマギレにして書いてみたいと思う。

4泊5日の大日程

今回の日程はこんな感じ。

  • 1/1:脱チェン、夕方コロンボ着→キャンディへ移動、クイーンズホテル泊
  • 1/2:朝から仏歯寺参拝→ダンブッラへ移動、道中でノリタケに寄って、ヘリタンスカンダラマ泊←イマココ
  • 1/3:朝からシギリヤロック登頂にトライ→午後はホテルでマッタリ
  • 1/4:コロンボへ移動、シナモンレイクサイド泊
  • 1/5:夕方便で帰チェン

1/3以降の日程は完全に流動的なのだ。

今日書くのは、昨日泊まったクイーンズホテルについて。

外観は立派だし歴史もある

キャンディの観光名所、仏歯寺の目の前にあり、外観は非常に立派。

昔、政治家か誰か偉い人が住んでいた邸宅らしく(邸宅にしてはでかすぎんだろ)、重要文化財的な扱いらしい。

ホテルの中にあった、昔の写真はこんな感じで、やっぱり豪華だった感はある。

と言う事もあって予約したんだけど、レビューを見てると結構不安要素が多かった。

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レビューを要約するとだいたいネガティブ

ブッキングコムにしてもホテルズドットコムにしても、レビューを見ると以下に層別される。

ポジティブ要素

  • 古き良き建造物
  • アンティーク調でまとめられている
  • 歴史を感じられる
  • 仏歯寺まで近い

ネガティブ要素

  • くさい
  • 古い
  • メンテナンスされてない
  • フロント対応がクソ
  • メシが不味い

なんか、どう見てもダメにしか見えない。が、選んでしまったモンは已む無し。気合いを入れて集中して臨んだ。

ロビーのエレベーターで感じる違和感

とりあえずグランドフロアにあるロビーでチェックインして部屋に向かうのだが・・・

エレベーターのドアがまさかの手動。

良い経験っちゃ良い経験。こんなの、日本橋の高島屋でも見た事ないぞ。

ただ、この時点で、

このレベルがホテル全体を包んでるじゃね?

と言う予感しか持てない。そしてそれは見事に的中する。

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通路が怖いしサンタも不気味

相当広いホテルなので、レセプションから部屋まで結構歩いた。

そして、その間の通路が暗くて、なかなか怖い。昔四国一周旅行で行った足摺岬のパシフィックホテルを思い出した。(ここは露天風呂があるんだけど、風呂までの渡り廊下がガチで怖い)

で、その途中にこんなヤツが。

さすがにこれは怖くね?人相悪いし。

服の色を変えれば、ラスボス感が出て、何ならダークドレアムなんじゃないかと感じた。

ちょっと違うか。。

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部屋は臭ぇ汚ぇ怖ぇ

そしてたどり着いた部屋。もう、3Kとしか言い様がない。

まず、入った瞬間臭い。具体的に言えばカビ臭い。

部屋はこんな感じ。写真では明るく見えるけど、実際はかなり暗いと思った方が良い。

良く見ると、エアコンの下の壁には完全にカビが来てる。掃除しろや。

風呂はバスタブ付きと思いきやシャワーと一体型で全く意味なし。

ブッキングコムの予約票には『紅茶/コーヒーメーカーがあるよ!』と書いてあったけど、電気ポットがあるだけ。モノは言い様だけど、さすがに言い過ぎだろ。

こんな感じで、一刻も早くチェックアウトしたい、とリアルに感じた。

ちなみに、うちの娘は3日前までKLのグランドハイアットに泊まっていた事によって落差が激し過ぎて、

  • グランドハイアットが良い、と言って本音ダダ漏れ
  • 部屋が暗くて怖い、とガチで泣きそうになる
  • 怖かったからか、おばあちゃんが殺されると言うヤバい夢を見る

と言う結果を招いた。

まぁ、大人ですら嫌だなと感じていたので、当たり前の感覚だろう。

但し、何もわかっていない3歳児の方は超リラックスして爆睡していた。

あと、ファシリティ的には、

歯ブラシは置いてない

ドライヤーもない(フロントに電話したら持って来てくれた)

スリッパもない

バスローブなんてもってのほか

掛け布団とか、ただの布切れ

マダム曰く、掛け布団の中身入れ忘れたんじゃね?と言うレベル

と言った塩梅で、色々準備しなきゃいけないのだ。

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メシも全然美味くない

当方、残念ながら海外の郷土料理的なモノを全く受け付けないサムい人間だ。

嫌味でも何でもなくて、良くいる『◯◯に来たら××を食べなきゃ!』みたいにポジティブにローカルフードにチャレンジ出来る人がマジで羨ましい。そう言うマインドでチェンナイ駐在生活を送れていれば、また違った楽しみ方が出来ていたんだろうなぁ、と素で思う。

で。

このホテルのレストラン、一応2つある。1つが朝飯も食えるグランドフロアのバッフェスタイルレストラン。もう1つが、1Fにある中華料理。

結論から書くと、

  • 中華料理:クソ。つーか閉じた方がホテルの為。
  • バッフェ:好きな人は好きなんじゃない?程度。

と言った所か。

まず、中華料理は雰囲気が激怖い。こんな感じ。

ホーンテッドマンションかよ。これ、色変えてないからね。

且つ、昨日ここで食べたよ、と言う日本人観光客に話を聞くと、

シェフが1人で切り盛りしてるから出て来るのがクソ遅い

遅い上に大して美味くない

と言う事で、もうどうしようもない。

次に、グランドフロアのバッフェレストラン。

夜行くと、こんなん。

まぁ、暗くはないけど、キレイだなとは思わなかったし、置いてあるメシが全然イケてない。

結局、晩ご飯はマッシュポテトとスープしか口にしなかった。んで、支払いは一人1,400ルピーとか何とか。安いからまぁいいか、って感じ。

ただ、朝来ると、雰囲気はかなり良くなっていた。昔は本当に豪華なホテルだったんだろうなぁ、と感じる。

あと、表通りに面するドアがオープンになっていて、心地よい風が入り込んで来ていた。

と言いつつ、虫も入り放題なので、衛生的にどうなの?とも感じたが、まぁ気にしない気にしない。

なお、朝飯も大して美味くはない。(クソ不味いワケではない)

当方のチョイスはこんなレベル。

偏り過ぎ・・・


と言った具合で、かなりネガティブな事を書いて来たが、総論としては、

立地は最高

仏歯寺に行く為のツールとして使うのならばアリ

ゆったりしたい、とかそう言う目的ならば全然満たされない

但し、アンティークなのが好きな人はこの限りにあらず

タマさん的には、これで一泊2万弱は詐欺と感じる(繁忙期だから仕方ないんだけどね)

になるだろう。

参考になれば幸いなのだ。

〜今日の教訓〜

一生泊まんねー!と思ったホテルはかなり久しぶり。

Misakiホテル以来だわ。

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