子供に土日勉強させてて色々思う件

何度かこのブログでも触れた事があるが、チェンナイには日本人学校がない。

従って、子供達は、アメリカンスクールに通うか、地元の学校に通う事になる。

そして、その学校の後には、世界でもかなりレアな『準全日制補習授業校』の授業が待ち構えている。(地球上に4校だけですって!)

結果的に、小学生は、中身はともかく、『学校に拘束されると言う意味においての勉強』に費やす時間は非常に長くなる。

アメスクに通っている我が家のお姉ちゃんの例で言えば、

  • 月曜;8時半登校15時半リリース 放課後はテニス(部活と授業の中間みたいなヤツ)をやってから英語の家庭教師(補習校は休む)
  • 火曜;8時半登校15時半リリース 15時50分~17時40分まで補習校
  • 水曜;8時半登校15時半リリース 15時50分~17時40分まで補習校
  • 木曜;8時半登校15時半リリース 放課後は公文式(補習校は休む)
  • 金曜;8時半登校15時半リリース 15時50分~17時40分まで補習校

となる。

スポンサーリンク

自宅にたどり着くのは、毎日18時半頃。アホみたいに混んでる日は19時前になったりする事もあるが、とにかく、帰宅後はすぐ風呂に入ってメシを食べて、もうその頃には19時半とか。

そこから補習校の宿題やら、アメスクの課題(音読とか)をやったり、地味に毎日渡されている公文式の宿題をやっていたらあっと言う間に21時とかになってしまう。と言うか、過ぎる。

分量的には、集中してやれば30分で終わるくらいの内容かな、と思ってしまうんだが、横で2歳児が騒ぎ狂っていたりして、まぁそうもいかないのが難しい所。

せっかくニンテンドースイッチを買って貰ったにも関わらず、平日は触る事すら出来ない。受験生かと。

こうやって書き出してみると、ヤツもなかなか頑張ってるな・・・とは思うのだが、お姉ちゃんにとって更にタフなのが

土日も当たり前の様に勉強させられる

と言う事。

我が家では進研ゼミ的な『ドラゼミ』と言うのもやっているので、それが土日は手ぐすね引いて待ち構えている。ドラゼミを倒したと思ったら、その先に、公文式が安定の表情で鎮座している事は言うまでもない。

ドラゼミとの戦闘終了時に、ヤツのHP(ヒットポイント)はゲージが黄色になるレベルにまで落ち込んでいるので、公文式で超絶苦戦する事になる事は想像に難くない。

結果、

僕;集中してやれよ!

娘;やってるよ!

の様な怒号がしばしば飛び交う事になる。親の顔が見たい。

相変わらず前置きが長くて恐縮なのだが、今日書きたいのは、この『土日の勉強』における親の姿勢について。

 スポンサーリンク

ちょうど先週末の日曜日、当方は午前中ラグビーをしていた。言ってみれば、遊びだ。遊び以外の何物でもない。

お姉ちゃんも一緒にラグビーに行って帰って来たのだが、シャワーを浴びて昼飯を食べた後、お姉ちゃんはブゥブゥ言いながらドラゼミとの格闘を始めた。

日曜は別の予定があって、お姉ちゃんはマダムと一緒に14時半に出かけなくてはならず、それまでに今日のタームを終わらせるべし、と言うミッションを課されたのだ。

一方で、ラグビーをやって疲れ果てていた当方、日曜の午後は2歳児とお留守番コースである事がわかっていた事と、2歳児が昼寝を始めたのを見て眠くなったので、生ぬるく昼寝をした

お姉ちゃんが必死こいて勉強してる中、下の子と一緒に昼寝をする親父。

昼寝から覚めた後、このコントラストについてちょっと考えてみた。

平日、朝から夜まで勉強或いは仕事に拘束されているのは、お姉ちゃんも親父も一緒だ。

土日は休みだ!と思いつつ、色々と勉強させられるお姉ちゃんに対して、その横で遊んで帰って来てグースカ寝る親父。

これはどう考えても良くない。名だたるポジ男として知られる当方ですら、この中からポジティブな要素を見つける事が難しい。

今はまだそんな事思ってない、或いは思ってても言われてないんだろうが、その内気付くはずだ。

なんであたしだけ

パパばっかりずるい

的なヤツだ。

子供の頃、中学校の受験戦争に巻き込まれ、平日も土日も関係なく死ぬ程勉強させられていた頃、土日にゴルフをしまくっている自分の親父を見て、

親父は土日に遊んでて良いな

とか思っていた記憶がある。

大人になって考えてみれば、それは大部分が接待であり、親父は決して遊んでいたワケではないのだが、社会の仕組みがわかっていない子供は、得てしてそう言う事を思いがちだ。

翻って当方。

お姉ちゃんが大人になって、過去を振り返った時、

あの時はパパも頑張ってたな

と思われる様なアクションをしているだろうか。

少なくとも、仕事をしていたとか、或いは、何かしらの努力をしていた、とは思われないだろう。

子は親の背中を見て育つ、と言う格言がある通り、親父は子供の成長に何かしらの影響を与える存在でなければならない。

屁をこきながら昼寝をしている親父では、自分の進む道の参考として尊敬されないばかりか、粗大ゴミ扱いされてしまうのも時間の問題だ。

そこに思いが至った時、自分は土日に何をすべきか、もう一度見つめ直すべきだと反省した。

・・・・

・・・

・・

色々考えたが、やはり、

家からいなくなり、物理的に何をしているかわからなくする

これしかない。

他に考えられる候補としては、

娘が勉強している目の前で、眉間にシワを寄せて鬼の形相でキーボードを叩きつけてブログ執筆

も考えられるが、それだけ努力をしても、年間3万円程度の広告収入しか得られていない事を後で知られたら、

どうしようもないヤツだ

と思われ、結婚式にも招待されなくなってしまうリスクがあるので却下だ。

バージンロードを号泣しながら闊歩し、新郎側の一族郎党を圧倒する事を人生の目標としている当方にとっては、その仕打ちは耐え難い。

と言う事で、土日は積極的に家出をしようと思うので、誰か遊んでください。

~今日の教訓~

お前も勉強しろ。

父ちゃん、一緒に努力するぜ。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする