やっぱりインドがリスキーすぎる件

以前、こちらのエントリで、インドが企業にとっての騒乱リスクで圧倒的上位に輝いた事を書いた。

世界第4位で、インドより上なのが、リビア・シリア・イエメン、ってすごいよね。

そんなインドで、またまた興味深い事件が発生。

以下、超長くて超疲れるけど、領事館様からのメールを転用させて頂き、臨場感たっぷりにお届けしてみる。

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領事館からのメールの長さが事態の深刻さを物語る

【ポイント】
●ベンガルール市内での騒乱,暴動に巻き込まれないよう注意
●カルナタカ州及びタミル・ナド州の他都市でも散発的な暴動が発生しているので,巻き込まれないよう注意

(内容)
1 12日,インド最高裁が,かねてから水資源問題を巡って争いのあったカルナタカ州及びタミル・ナド州を流れるコーベリー川の水を,カルナタカ州側からただちに放流・供給せよとの命令を改めて発出したところ,これに抗議する一部の急進的なグループが,ベンガルール市及びその周辺地域でタミル・ナドのナンバープレートをつけた車両や州内タミル系住民の事業所を焼き討ちするなどの騒乱を起こし,13日早朝までに,警官1名の死亡及び5名の負傷が確認されています。

2 事態を重く見たカルナタカ州政府は,12日午後5時半に,12日から14日までの3日間,5名以上での集会の禁止を柱とする緊急措置をベンガルール市内に発出しました。

3 (1)また,12日夜以降14日まで,市内の以下の16か所の警察署管内で外出禁止令が発動されています(解除時期については14日に決定する由)。
【外出禁止令が発令された16か所】
Rajagopal Nagar, Kamakshipalya, Vijayanagar, Byatarayanpura, Kengeri, Magadi Road, Rajajinagar, RR Nagar, KP Agrahara, Chandra Layout, Yeshwantpur, Mahalakshmi Layout, Peenya, RMC Yard, Nandini Layout and Jnanabharathi.
(2)なお,ベンガルール市警察に確認した結果,上述(1)中でも,Peenya,  Kengeri, Yeshwantpur,及び上記に記載はありませんが,ベンガルールとマイスールを結ぶ幹線道路であるMysuru Road周辺が特に危険としています。

4 つきましては,インド南部(特にカルナタカ州及びタミル・ナド州)へ渡航・滞在される方は,ベンガルール市以外の都市でも散発的な暴動が発生しているとの報道がありますので,報道等により,最新の状況を確認し行動することをお勧めします。また,既にベンガルール市内及び周辺地域に滞在されている方は,最新の現地治安情勢について情報収集に努めるとともに,不要不急の外出を避け,自身の安全確保に努めてください。

うおー!

マジこれやばくね?内戦レベルなんですけどー。

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写真で見る揉めっぷり

ちなみに、こちらが焼き討ちされたバスさん達。

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この写真なんか、街中走ってる所を襲撃された感満載。

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以下トラック?のナンバー『TN』が、我がタミルナドゥ州を指している。完全に狙われとる。

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この絵は良くわからんけど、一緒に送られて来たので、きっとダムの写真か、洪水になったらこうなっちゃうよ、の写真だろう。

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水の争いを整理してみる

と言う事で整理すると、当事者はチェンナイがある我がタミルナドゥ州(下流側)と、トヨタがあるバンガロールを擁するカルナタカ州(上流側)。

慢性的な水不足に悩むとされるタミルナドゥ州。雨が降るとすぐ洪水だし、その水大切に使えばいいじゃん、とも思うがそれは一旦置いておく。

で、我がタミルナドゥ州は、図々しくも、コーベリー川なる、きっと利根川的な川を水源に持つカルナタカ州に対して、水くれ〜を言い続けた結果、見かねた最高裁が、

お前らケチケチせずに水を分けたれよ!

とさらっと言っちゃったらしく、貴重な水を簡単にやれるかボケ!とばかりに、カルナタカ州のキレやすい若者(かどうか知らんけど)がキレちゃった、と言う話の模様。

全然馴染みのない名前なので、位置関係も含めて調べてみた結果が以下の図の通り。薄い赤枠がタミルナドゥ州。

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いや、めっちゃ遠いじゃん!

つーか、タミルナドゥ州クソ巨大じゃん!

半年住んでるけど、こんなにでかいって知らなかったよ!

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コーベリー川は利根川レベルではない

そもそも、コーベリー川がどこかも知らなかったのでWikiで調べてみたけど、以下の通り、結構ちゃんとした川らしい。利根川とか言ってごめん。

カーヴィリ川காவிரி : Kaveri)は、インド南部を流れる河川ヒンドゥー教において聖なる河のひとつに数えられる大河である。

カーヴィリ川は、タミル・ナードゥ州の範囲内である、中下流の平野で営まれる農業の水源である。一方、上流のカルナータカ州内ではダムが建設され、同州の貴重な電力源となっている。

カルナータカ州にダムが建設されて以来、中下流の農業地帯は慢性的な水不足に悩まされ、州政府同士で常に話し合いが持たれ、解決が模索されている。しかし長年にわたり水不足に悩まされているタミル・ナードゥ州側の農民たちは、カルナータカ州に対する態度を次第に硬化させており、両州の仲は甚だ険悪なものとなっている。(Wikipediaより)

へぇへぇへぇ。3へぇ。

コーベリーだかカーヴィリだか知らんけど、勉強になったね!

しかし次元の低い話だよな〜。

同じ事が日本で起きるとしたら、どんなケースで起きるのか想像してみたけど、大谷が巨人に移籍したら、北海道民は品川ナンバーの車を焼き討ちするんだろうな、くらいの事しか思いつかない。

世界から、シリアとか並みにリスクが高いとか言われちゃってる事を知ってるのか知らないのか、まぁ知らないんだろうけど、今回の件で更に評価を落としちゃったインド。

暴動が起きてる様じゃ先は長いですなぁ。

〜今日の教訓〜

ひねったら

でてくるみずに

ありがとう

羽山台小学校4年2組 中原櫻さん

いや、インドじゃ水危険すぎてありがとう言えないから!!!

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