インド人は権力闘争がお好き♡の件

インド人と付き合っていると、とかく足の引っ張り合いとかを良く目の当たりにする。

会議の場とかで、自分を正当化して人のせいにするとか日常茶飯事。

当方の目の前でもしょっちゅう口論的な事が始まるのだが、ひょっとしたら建設的な話になるかも…と期待して、一応最初は成り行きを見守る様にしている。

ところがバットハウエバー、99.99%の確率でくだらない話に行き着くので、だいたいが『うるせー黙れバカ!』と日本語で遮る事になる。

何れにしろ、『自分は悪くない』のスタンスが身に付いている人がたくさんいる様に感じる。

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最近、その足の引っ張り合い的なニュースが多い。

マックでは、マックの大元と、北部でフランチャイズ契約をしていた『コンノートプラザレストランツ』とか言う会社を作ったオッサンが揉めに揉めて、先週時点でデリーエリアのマックが全店休業に陥った。(次のフランチャイズ契約が決まるまで暫定で撤退はしないらしいが)

IT大手のインフォシスって会社でも内紛が勃発してるし、お前らさ、、って話がとってもとってもとってもとってもとっても多すぎる♡by広末涼子 って感じなのだ。

タイトルは、大スキ!ではなく、多スギ! になるんだろうけど。

広末で思い出したけど、中学校の頃、周りのオタク男子どもが『広末命!』みたいな狂い方をしてる中、当方にはあまりヒットしなかったので、ひょっとして自分はゲイなんじゃないか、と本気で心配になった事がある。

言うまでもなく、広末涼子も当然かわいいものの、当方は広末よりも釈由美子の方が好きだった、と言う事に高校生になって気付いたから良かったけど、ひょっとしたらヒジュラの道に進んでいたかもしれない。(過去エントリ参照)

と話はそれたが、マックやインフォシスの話を見ていても、権力闘争的な揉め事が良く起きる上に、みんながみんな自分を正当化するので、泥沼化する事が多い、と言うのが前書き。

我が社でも残念ながら漏れなくその手のくだらない寸劇が起きている。

当方は直接関係ないし、そんな所にエネルギーを使うのは愚の骨頂なので我関せずの姿勢を崩さないのだが、先日、その渦中の男がトコトコ当方の部屋にやって来た。仮にM君としよう。

M;タマさん、昨日のお客さんとの打ち合わせはどうでしたか?

僕;うむ、そこそこだった。慌てて資料を作らせて良かった。資料なしで臨んでたらお客さん怒ってただろうし。(※)

M;そうですよね。みんな、自分のアクションがどう会社に影響するか、自分のアクションが会社にとって良い事なのかをもっと考えるべきです。

僕;その点においては、君の意見に100%アグリーだ。

M;みんな自分の事ばかり考え過ぎです。そこが良くありません!

※打ち合わせ当日に準備状況を確認したら、○○の資料を持って来いと言われているにも関わらず、手ぶらで臨もうとしていたので、慌てて資料を作らせた、と言う状況。

ここまでは良い内容だと思う。ところがその後。

僕;どうすればみんなが会社の利益を考える様になると思う?

M;難しいですね。インド人は基本的にみんな自分の事しか考えません。

僕;じゃあダメじゃん。打つ手なし?

M;やはり私みたいに、日系の会社で働いていた人間じゃないとダメですね。前の会社は○○と言って、その時のボスは××さんと言う名前で、その経験のお陰で、今では自分の中の90%が日本人と同じ考え方になっています

あれ?なんか自分の自慢になって来てない?

僕;そうか、そうしたら君のコピーをたくさん作れば良いんじゃないか?君の様なマインドセットのスタッフを重点的に教育してくれ。

M;それは難しいですね。今私の上司(インド人)が私を攻撃して来ています。○○さん(日本人)と××さん(日本人)は私の事を評価してくれているにも関わらず。

僕;へぇ、そうなんだ。邪魔があってもやるべき事は同じだし、君のアクションが正しければ、自ずと道は拓けるんじゃないかい?

M;そう願っています。その為にもタマさんにも僕をサポートして貰いたいです

おい。完全に政治活動やんけ。

僕;サポートってなに?僕はいつも君の事をサポートしている。

M;上司が私の事を攻撃して来た時のサポートをお願いしたいです。

僕;誰だろうと、その人が自分の事ではなくて、常に会社の事を考えているならば、僕は常にフルパワーでサポートするよ

さっき、この男は『自分の事じゃなくて、会社の事を第一に考えるべきだ』と立派な事を言っていた。

そのわずか1分後に、完全に自分を守る為の政治活動を始めると言う破滅っぷり。

当方の最後のセリフは完全に嫌味なのだが、この一言を『諒解した』と言うメッセージだと勘違いしたのか、Yes タマさん、みたいになって帰って行った。

あれ、勘違いしてない?勘違いはいやよ♡

日本人を味方につければ自分は生き残れる、みたいな甘っちょろい考えが透けて見えて、もう何と言うか残念なのだ。

ちなみに最後の嫌味は、

I always support my colleague who is thinking company benefit as first priority

とか言ったと思うんだけど、彼の中では、『自分は常に会社の事を考えている!』と凝り固まった考え方を持っていると思われるので、勘違いされても仕方ないのだ。

〜今日の教訓〜

本気で追い落としたいなら、不倫ネタぐらい掴むべき。

やるなら徹底的にやらんかい。

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