日本人の入れ替わりが激しい件

インドに来てからわずか半年で、1回目の引っ越しを敢行した事は以前述べた。

引っ越しに当たり、色々と案件を見ていた中で今の家に決めたのは、このアパートに日本人ファミリーがたくさん住んでいた事も理由にあった。

当方入居前、既に4ファミリーが入居していて、我が家が入る事で、全10世帯中、日本人ファミリー5世帯と言うごいすーな状態となったのである。

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ご存知の通り、インドはどの会社でも大抵はハードシップをかなり高めに設定する等、非常に生活が大変と言うカテゴリーに区分されている。

その為、他の赴任地に比べると、結構サイクル早く帰任させる会社が多い。日産なんか2年だったりする。

それはつまり人がコロコロ入れ替わる事を意味し、出会いと別れを繰り返し~歩いてきた道を~かけがえのないものと思う~ と言う平井堅の様な状態が起きるのだ。

※Gaining through Losingより

その平井堅が、ご多聞に漏れず、我がアパートにも押し寄せて来ている。

3月に2ファミリーが一気に帰ってしまい、その内の1ファミリーにはうちの娘を非常にかわいがって頂いていた事もあり、寂しくなりますねぇ、とか言っていたら、更に今月1ファミリー帰任が決まってしまい、我が家以外にはあと1ファミリーになってしまったのである。

我がファミリーが来て僅か2ヶ月で5⇒3になり、更に3ヶ月後に3⇒2になってしまった。

あれれ?

なお、その唯一残っている方も、既に4年とか経過されているので、はっきり言って天国までのラストワンマイル状態なのだ。

※浅田次郎の小説は、天国までの百マイル

って事は、もうしばらくしたらこのアパートにおける日本人ファミリーは我が家だけになってしまい、ちょっとちょっと話が違うじゃないですか!的な状態になるのだ。

寂しっ!

ちなみに、我が家以外の4ファミリーが入居していた部屋は、全てオーナーが同じらしく、そのオーナーにしてみれば一気に月50万ルピーくらいの収入(約85万円)を失う事になるので、相当焦っている様だ。

日本人って、なんだかんだ家は大事に使うし、汚したりとかもしない傾向にあるので、その点を理解しているオーナー的には日本人にまた入って欲しいらしい。

その後、誰かの入居が決まった、とか言う話は全く聞かないが、8月のアメスク再開に伴って、また一挙にたくさんのファミリーがチェンナイに来る事が予測されるので、こちらとしても誰か入って来て欲しいのである。

結構良いアパートだよ!水漏れするしシャワーの水が出なかったりするけど!!

~今日の教訓~

浅田次郎の本は結構良い

この本、読みながら泣いちゃったよ。

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