フットボールをdisってしまう件(球が丸い方)

フットボール、と聞くと世の大多数はサッカーを想像すると思う。

アメフトもあればオージーボールもあり、我がラグビーも当然フットボールの枠組みには入るのだが、まぁサッカーが主流だろう。

ここチェンナイでも様々な同好会が存在しているが、恐らくサッカーが最大勢力ではないかと思われる。

練習を覗いても、いつも大人から子供、更には、男性女性問わずたくさんの人が参加している。

確かに走れさえすれば老若男女参加できるし、ルールもそこそこ簡単。非常に親しみやすいスポーツである事は間違いないと思う。

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当方、今までの人生の中で、色々なスポーツをやって来た。

小学生の頃は、陸上・野球・サッカー、、、等と色々やったが、一番長くやったのは野球で、一番ハマったのは相撲。

相撲に至っては、市の子供相撲大会でそこそこの成績を残したくらいハマった。

が、サッカーはたった半年でやめた。

中学からは、当時クソ流行っていたスラムダンクには目もくれずにラグビーボールと戯れ始め、昼休みにみんなでバスケしよう!って話になっても、接触ありのラグビー的なバスケしようぜ、って事で勝手にバスビーとか言う意味不明のスポーツの提案をして浮いていた記憶がある。

なお、小学生の頃は、親からもサッカーはするな、と言われていて、その時の理由が

『ヘディングすると脳細胞が死んでアホになるから』

と言う今考えると偏見に満ちた理由だったのだが、中学になって、もっと頭をぶつけるラグビーがどうして容認されたのかは、20年以上経った今でも謎である。

とにかく、相撲にしろラグビーにしろ、サッカーにもバスケにもない接触プレー、と言うのがきっと当方が楽しみを見出していた部分なのだろう。

そんな当方、接触プレーがない事だけが原因ではないと思うが、どうも子供の頃からサッカー観戦が好きになれない。

それこそ色々なスポーツは観に行った経験があるが、サッカーだけは一回もないし、行きたいとも思えない。何故だ。

と考えてみたが、恐らく、スタジアムの雰囲気が原因ではなかろうか、と言う結論に達した。

当方の小学生の時にJリーグが発足し、カズダンスだったり、オーレーオレオレオレー!だったり、まさおJリーグカレーよ!等の環境で育ったワケだが、当初から『サポーターが一緒に騒ぐスポーツ』と言う偏見を持ってしまっていた点は否めない。

サポーター同士がトラブルを起こすだとか、人種差別をするだとか、その様子を見たら子供がサッカーやりたがらなくなるとか思わないの?ってレベルの事件が絶えず起きているが、それも昔から。

そもそも、城彰二が水かけられたりしている時点で意味がわからない。お前城から何かされたんだっけ?と。

本当にサッカーが好きで、純粋に応援している人たちが9割方なんだろうとは思うけど、この手のトラブルを起こすアホタンのせいで、どれだけサッカーの価値が損なわれているか。

フーリガンとか言う謎の人種がいるのも、当方の認識ではサッカーだけだ。

その点、ラグビーにおいては、世界中どこを見てもこの手のトラブルは少ない。ほぼ皆無と言っていいと思う。

ラグビーにおいては、ノーサイドと言う言葉がある通り、試合が終われば敵味方なしよ、お互いリスペクトしようね、と言う精神があり、サポートしているチームによって席が分かれてたりする事はない。

当然、こっちのチームのファンの隣の席にあっちのチームのファンが座ってる、とかが起きるが、良いプレーに対してはお互い拍手をするし、試合後はお互いのサポートしていた選手のプレーを褒め合ったりする事もある。

ただ、国内のトップリーグでは、母体が完全プロではなくて企業スポーツなので、どうしても一部社員が鬼の席取りをして、そのチームの関係者とかファンで固めたりしている光景が毎回見えてしまう。

かなりこれには違和感を感じている、と言うか率直に言えばクソがつくほど嫌いなのだが、世界的に見れば例外だろう。

こっちのチームの応援の人はこの辺り、そっちのチームの人はあっちね、みたいに席を分けている事自体が当方にとっては不思議なのだ。

だって、みんなスポーツ観に来てるんでしょ?みんなで騒ぐ事が目的じゃないんでしょ?群れなきゃ応援出来ないの?とか思ってしまう。

『それも含めて応援だ』とか、『それが楽しいんだ』とか言われてしまえばそれまでだが。

話をサッカーに戻すが、色々とサッカーの歴史的な背景を調べていると、実はプロサッカーは19世紀終盤にはイギリスで誕生していたらしい。

で、イギリスの労働者階級が、日頃の鬱屈したストレスをぶちまける場がサッカー観戦であり、支配階級的にも、サッカー場周辺でトラブルが起きる事は、管理しやすいからむしろ放置していた、みたいな記載があった。

でもそれってはるか昔の2世紀も前の話であって、もうそろそろみんなで大人しく見れば良くね?と言う考えは、、、ないよね。

いつかのテストマッチで、日本代表のファンがスタジアムを片づけて帰った、みたいなのが良いニュースとして紹介されていたが、その手の気分良いニュースが増える事をマジで祈る。

と言う事でかなり長々と書いてきたが、要はサッカーの雰囲気があんまり好きになれない、と言う、サッカー好きの人から見たらぶっ殺すぞ的なシットな内容。ごめんなさい。

一応フォローしておくと、サッカーは観には行かないが、テレビではちょいちょい観るし、ゲームもする。

高校生の頃は、バティストゥータ・オルテガ・クレスポ等を擁するアルゼンチンを駆使して、ウィニングイレブンの鬼と言われたレベルなのである。

ただ、これだけだと、インド全然関係ないじゃん!って話になるので、又聞きの話をそのまま書いてしまうが、インドでのサッカー観戦は、女性的にはそこそこ危ないものだ、と知人が言っていた。

インド人ってパーソナルスペースが超絶狭いので、普段から買い物とかで並んでいる時も、彼らの腹が自分の背中に堂々とくっつくレベルで近寄って来る。これはさすがにいつまで経っても慣れない。

そのノリの延長線上なのかどうかは知らないが、スタジアムでも当然の様に距離が近く、更にそいつらが酒を飲んでたりすると、普通に胸とかお尻を触って来る、と言う何とも嫌な気分になるお話。

ホントかどうか確かめたいとも思わないけど、インドのサッカー観戦マナーの名誉回復の為にも、誰か体を張って確かめて貰いたいものである。

~今日の教訓~

野球観に行く時も内野席の方が落ち着いて観れる。

一回だけ観に行ったメジャーリーグ(オープン戦だけど)、鳴り物がなく、音がダイレクトに聞こえて来て、雰囲気がかなり良かった。

あと、新庄のスタイルが良かった。

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